全米の10代の女の子たちの熱狂的な支持を集めたヴァンパイア・ラブストーリー「トワイライト」シリーズの影響なのかどうか、大人も気になる、80年代の人気監督が撮ったヴァンパイア映画が２作も登場。

　まず１本は、80年代に「ストレンジャー・ザン・パラダイス」「ダウン・バイ・ロー」で人気監督となったジム・ジャームッシュの新作「Only Lovers Left Alive（恋人たちだけが生き残った）」。5/25にカンヌ国際映画祭でお披露目に。

　ヒロインは「リミッツ・オブ・コントロール」でもこの監督と組み、先頃はデビッド・ボウイの新譜クリップ第2弾でボウイそっくりの妻を演じていたクール・ビューティ、ティルダ・スウィントン。

　お相手は「マイティ・ソー」のソーの弟、黒髪のロキ役、というよりここは「ミッドナイト・イン・パリ」でスコット・フィッツジェラルドを演じていた、といったほうが相応しそうなトム・ヒドルストン。

この２人のかなり妖しい映像はこちら。

「Only Lovers Left Alive」 Sneak Peek 1

http://www.youtube.com/watch?v=axFKesdv18A

　そしてもう１作は「クライング・ゲーム」だけじゃなく「狼の血族」「モナリザ」、そして「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」を撮ったニール・ジョーダン監督の「Byzantium（ビサンチン）」。5/31に英国公開。

　ヴァンパイアの母と娘を演じるのは「007/慰めの報酬」「アリス・クリードの失踪」のジェマ・アタートンと、「つぐない」「ハンナ」のシアーシャ・ローナン。そして２人の相手は「コントロール」「ブライトン・ロック」のサム・ライリーと、「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」バンシー役というより「アンチヴァイラル」の主人公というべきだろうケイレブ・ランドリー・ジョーンズ。

　

　このキャスティングだけで、ある種の期待は満たしてくれそうw

「Byzantium」予告編

http://www.youtube.com/watch?v=6SpCptfnMqU