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「アメスパ3」と「スタトレ3」の現状をメモしておくと

「アメスパ3」と「スタトレ3」の現状をメモしておくと

平沢 薫

映画ライター、編集者。仕事のためと思って始めたハリウッド・ニュース・ウォッチが気づけば趣味のひとつに?

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ところで「アメイジング・スパイダーマン3」と「スター・トレック3」はどんな状況になっているのか。もともと「スタトレ3」を監督しそうだったJ・J・エイブラムズが「スター・ウォーズ エピソード7」の監督になったことから、この2作も影響を受けていて、あれこれあったわけだが、最近、これまで両シリーズに参加していたロベルト・オーチーが発言したので、今の状況をまとめておこう。

ちなみに、脚本家としてコンビを組んでいた、ロベルト・オーチーとアレックス・カーツマンは、この4月にコンビを解消。2人はコンビ時代に「アメイジング・スパイダーマン2」の原案を脚本を担当、JJ版の「スター・トレック」とその続編「スター・トレック イントゥ・ダークネス」の製作と脚本に参加していた。

 その2人がコンビを解消して何をしているかというと、オーチーは、JJが「スター・ウォーズ」のせいで監督できなくなった「スター・トレック3」で監督デビューすることが決定。巷ではそのためのコンビ解消だったのではないかと言われている。一方、カーツマンは「アメイジング・スパイダーマン」のスピンオフ、「ヴェノム」を監督することになって、その脚本を執筆中。カーツマンはすでに12年に「People Like Us」(日本未公開)で監督デビューもしていた。

じゃあ、このコンビが脚本を書くはずだった「アメイジング・スパイダーマン3」の脚本はどうなっているのかというと、これが謎。オーチーは「今は関係していない」と発言。カーツマンの関与については発言していないが、別の監督作が進行中なんだから、「3」の脚本は書いていないんじゃ? こちらがどうなっているのかが、怪しくなってきている。

一方、「スター・トレック3」についても気になる新情報がある。脚本は監督のオーチーがひとりで書くわけではなく、新人脚本家2名が参加。本作が初の映画となるパトリック・マッケイとジョン・D・パインが参加する。この2人は20世紀フォックスで進行中だがまだ製作が決定していない、「フラッシュ・ゴードン」のリメイク作の脚本も担当しているとのことで、コミックやSFジャンル系のオタク監督たちである可能性が大。

オーチー自身も「スタトレ」オタクなので、「スタトレ3」については、前2作の路線にスムーズに繋がる作品になりそうだが、今後が不明なのは「アメイジング・スパイダーマン3」のほう。今のところ第3作の監督も、前2作を監督したマーク・ウェッブだが、この人はもともとアメコミとは無縁だから、脚本家にはこのジャンルに強い人物が必要な気がするんだが、さてどうなるだろう。