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一人ブレストの技法 連想検索

一人ブレストの技法 連想検索

石井 力重

アイデアプラント 代表。著書に『アイデア・スイッチ』。専門領域は「創造工学」。クリエイティブ・リーダを助ける道具を作っています。

当ブログ「力重の「ブレインストーミング考」」は、2015年4月6日から新しいURL「​http://blogs.itmedia.co.jp/ishiirikie/」 に移動しました。引き続きご愛読ください。


ネーミング案や、キャッチ・コピーを考える際に、表現したい考えや対象を別の単語や言い回しで表現したい時があります。そんなときに「連想検索」をしてみると、自分がそのときに思いつかなかったジャストフィットな言葉が見つかるかもしれません。あるいはアイデア出しのときに「全く逆の単語」が、発想を広げたりします。 

一例として、NIIの提供する連想検索機能を用いて見ます。webcat plusという、サイトを使います。そこに単語や文章をいれて、「連想検索」を行うと、打ち込んだ文章に、関連する単語が右側に表示されます。 

ちょっとこれで遊んでみます。たとえば最初に、「大きい扉」といれ、[検索]ボタンを押します。そうすると、いろいろ出てきます。扉の連想なのか、「ソウルジョブ」なんていうものも出てきます。この連想語リストから2つ「小さい」「世界」を採用して、「小さい世界」と入れ、検索。するとまた面白い言葉が出てきました。そこから、「二」と「釘」を採用して、「2つの釘」という言葉を作って、検索・・・。すると、「プロ」「地蔵」なんていう言葉が出ます。

 「大きな扉」という一言だけでも、意外な、でも、連想でつながる言葉が出てきました。リストはロボットが出してきますが、リストの中からどれを選ぶか、ここに人間の発想・センス・運が生きてきますから、同じ言葉ではじめても、5回繰り返したら、人によって全く違うコトバが手に入ります。



追記

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