私の仕事の一部には、旅しながら、各地でアイデアワークショップをする、というものもあります。年に100日ぐらい、ホテルに泊まっています。その中で、旅の荷物は、減らしに減らしても、やっぱり持っておきたいものがあります。

ホテルや列車移動が快適になる【旅の道具】を、一つ紹介します。

USBメモリ大のこの小箱を、給電してくれるUSBの口にさします。
（写真ではiPadの電源部にさしています。）

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（この後、コンセントにさしました。）

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そして、LANケーブルをつなぎます。

青いLEDが光ればOK。これで、無線LANが飛び始めます。

この無線LANにはじめて接続する時には、ボックスの底面（二枚目の写真でちょうど裏になっている所）に書かれている数字を入力すればつながります。二度目からはすぐつながります。

ホテルの部屋の中であれば、充分な強度で受信でき、スイスイ快適に使えます。結構いろんな機種があります。よくホテルに滞在される方は、けっこう便利かもしれません。

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以下、旅の道具、として選定していくまでに考慮したことと、使ってみて、旅道具に採用した背景を書きます。

荷物を増やしてまでこれを旅道具に加えたのは、「利便性」と「削り」です。

国内のホテルは、ひところ一気に増えた無線LAN完備が増えましたが、その勢いのままほとんどどこも無線LAN化するかと思いきや、最近はその増え方は鈍っていているように感じます。

特に、最近増えている、リーズナブルできれいないくつかのホテルチェーンは、「LANはあります。有線です。」というところが多く、値段の割に快適なのでそれでもその宿を選ぶせいもあり、「無線LANの部屋に泊まる機会が、逆に減ってきている」と思っていました。

長くホテルを泊まり歩くと、ホテルの部屋からiPadの沢山の写真や動画を、送ったりアップしたりしたいと思うことは結構あります。部屋で無線LANができるユニットを旅の道具に加えてもいいかなと思うようになりました。荷物が一戸増えても、得られる利便性の方が大きいなと。

さて、じゃあ、どうしよう、という時に、思い浮かんだのは、よく地方のホテルでフロントで渡されるあれ。「無線LANはこのパックを持って行ってつないでもらえればできます」といって、電源コード、小箱、アンテナスタンド、ケーブル、説明書、それらをいれるA4の透明樹脂バッグ、を渡されることがありますが、あれ一式を旅の荷物に加えるのは邪魔すぎるな、と。

そんな時に、見つけたのが上の写真のアイテムでした。

とにかく、ミニマムな点が気に入りました。このUSBメモリのようなシンプルな本体から、唯一伸びているごく短いコードの先のUSB端子。これを、PCかiPadの電源の四角い所にざくっとさせば、それで動きます。反対側の口にLANを指します。これで終わり。

旅先のホテルで仕事をするビジネスマンの持ち物、というのを非常によく分かって、削ぎ落してあるなぁとおもいます。何千キロも旅をしていく中で、それはとても助かります。

ボタンがほとんどない点も気に入っています。多少の操作の複雑さがあっても個人的には苦ではないのですが、旅鞄の中でぶつかり合って行く中でも壊れにくそうな堅牢なつるんとした感じが気に入っています。

以上、製品の選定理由と使ってみてのコメントでした。

製品名：　I-O DATA nテクノロジー対応 150Mbps(規格値)ポケットルーター ホワイト WN-TR2W

　

余談ですが、昨年末に、これを購入する時に、最後まで迷って、でも、当時は在庫がなかったのでやめておいたものがあります。

それは

　

です。

重さの点では、重くなります。

ですが、（１）充電できるタイプなので、一定の短い時間の用途であれば電源につなぎに行かなくていい点が優れいているのと、（２）iPadとUSBメモリの中に入れてあるデータをつなぐデバイスになるようで、その点も魅力的でした。

また、折に触れて、旅の道具を紹介します。次は、折りたたみ傘、あたりを。旅先は季節ごとで天候を想定できないので、長旅には一つあると便利な道具です。