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フルサイズミラーレスα7購入顛末記(中編)偶然が必然となり購入決意

フルサイズミラーレスα7購入顛末記(中編)偶然が必然となり購入決意

伊藤 浩一

モバイル情報ブロガー。モバイルユーザーとしてレビューを毎日掲載しながら、日本のスマートフォンシーンの盛り上げを行う。特に、日本で初めてのWindows Mobileスマートフォン「W-ZERO3」への思い入れは強い。

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モバイルを愛していますか?モバイル情報ブロガーの伊藤浩一です。2014年最初の更新となります。今年も「誠ブログ」でよろしくお願いします。

今回は、前回の続きで、ミラーレスフルサイズ一眼α7購入までの葛藤をご紹介します。

ソニーのαマウントのデジタル一眼レフカメラを歴代愛用してきました。ミノルタαSweet Digitalに始まり、α200、α550、α33、α37と毎年買い替えていました。しかし、センサーサイズとしては、APS-Cサイズのもので、ローエンドのものを選んでいました。

理由としては、まだカメラの腕がないことと、毎日持ち歩くため軽さを重視したためです。いつかは、フルサイズを使いたいとは思っていましたが、憧れのの存在のままでした。

そして、α37を使っているときに事件が起きました。シャッターユニットが壊れ、撮影不可となってしまいました。夏休みの家族旅行前日で非常に困りました。修理をしている時間はありません。そこで、αマウントレンズが使えるカメラを中古で安く購入することにしました。

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中野フジヤカメラに閉店間際に飛び込み、αマウントのカメラを物色。すると、非常に安い値段のカメラを発見。EマウントのミラーレスNEX-C3です。Eマウントは、マウントアダプター経由でαマウントのレンズが利用できます。マウントアダプターも、MFで良ければ3000円程度からあります。

20130823231612.jpg閉店間際ということもあり、NEX-C3とマウントアダプターを衝動買いしてしまいました。カメラの性能も調べず、αレンズさえ使えればよい、という選択でした。

EマウントのNEX-C3で、αレンズを使う経験は、非常に楽しいものでした。従来使っているαと比較して、NEXは本体の重さはほぼ半分。その大きさで、APS-Cサイズの写真が、遜色なく撮影できたのです。MFに関しても、ピーキング機能で、そこそこピントの合った写真を撮影できました。α37の突発的な故障で使い始めたNEX-C3を非常に気に入ってしまいました。

その流れの中で、α7R/α7の発表がありました。Eマウントへの抵抗がなくなっている状態で、αシリーズより軽量のフルサイズセンサーの搭載。しかも、価格がAPS-Cのハイエンド程度。

もう迷う必要はありません。Eマウントレンズは持っていませんでしたが、αマウントレンズをマウントアダプター経由で使う、という覚悟がありましたので、Eマウントであることは、購入の障害になりませんでした。

ただ、購入前に、所有のマウントアダプターにて、フルサイズがけられないかが心配でした。ソニービルにて、デモ機の展示があり、持ち込んだマウントアダプターの使用が許可していただきまたので、試したところ、フルサイズで問題なく撮影ができました。

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さらに迷う必要はなくなりました。現状のαより軽く、マウントアダプターにてレンズも使える、価格もAPS-C並。

こうして、初めてのフルサイズユーザーとなりました。購入したのは、α7。α7Rではなく、α7を選択した理由としては、大きな理由は価格です。また、フルサイズが初めてのこともあり、まずはα7で、という気持ちもありました。

実際に使ってみると、APS-Cとの感覚のあまりの違いに驚いています。撮影した対象が、リアルに写真に反映されます。まさに、空間を写し込む、まさに、写真という感覚がシビアです。最初は、シャッターを押すのが怖いくらいでした。

しかし、このα7購入で、驚くべく出会いがありました。それは、後編にて。