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タブレットを選択した理由(第7回)

タブレットを選択した理由(第7回)

伊藤 浩一

モバイル情報ブロガー。モバイルユーザーとしてレビューを毎日掲載しながら、日本のスマートフォンシーンの盛り上げを行う。特に、日本で初めてのWindows Mobileスマートフォン「W-ZERO3」への思い入れは強い。

当ブログ「僕がモバイルを愛する理由」は、2015年4月6日から新しいURL「​http://blogs.itmedia.co.jp/itokoichi/」 に移動しました。引き続きご愛読ください。


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モバイルを愛していますか?モバイラーの伊藤浩一です。普段使っているモバイル機器は、スマートフォン、ノートパソコン、PDAを常用していますが、さらに、タブレットも欠かすことができません。

そもそもタブレットを使い始めたのは、初代iPadがきっかけでした。10インチの液晶画面上で動くiOSに惚れてしまい、使い道を考えずに、衝動買いをしてしまいました。しかし、このタブレットが思った以上にモバイルとして使いやすいことを発見しました。

液晶画面が大きいので、視認性は抜群です。ブラウザやメール、予定表に動画など、スマートフォンでは異次元の使いやすさです。しかし、それ以上に便利な使い方を発見しました。プレゼンテーションです。人に画面を見せながら説明する場合、スマートフォンでは画面が小さすぎます。また、パソコンは液晶画面を見せながらプレゼンテーションは意外にに難しく、席を隣に移動して、キーボードを無理矢理に操作するスタイルになります。その点、タブレットは、対面していても、液晶画面を相手方向に向けるだけで、液晶タップで操作ができてしまうため、画面上の説明が非常にやりやすく感じます。2、3人相手のプレゼンであれば、タブレットが最適だと感じます。

プレゼンがやりやすい、ということは、機種を相手に薦める場合も、操作方法を見せながらデモをすることができるため、iPadの使いやすさをいろいろな方に薦める結果になってしまいました。

スマートフォンが個人用の端末とすれば、タブレットはグループ用端末として使いやすいデバイスです。iPadをしばらく愛用していましたが、現在は、AndroidタブレットのGALAXY Tab(初代7インチモデル)を使っています。iPadを半年ほど持ち歩いたのですが、重さと大きさに耐えかねて、7インチの小型タブレットに乗換えてしまいました。

7インチというのは使ってみると絶妙の大きさです。片手で持つことができるためフットワークが良くなります。両手の親指による入力(私は、PDAのHP200LX時代より、この入力方法、所謂HP打ちを愛用しています)もやりやすいサイズです。そして、ズボンの後ろポケットに入るのも大きなポイントです。両手が塞がった場合、iPadだと小脇に抱えるため、落下のリスクがありました。

GALAXY Tabを愛用して一年半ほどになりますが、サイズ以上に気にっているのが、標準で内蔵されているカレンダーアプリです。サムスンオリジナルのカレンダーアプリが入っているのですが、他のGALAXYシリーズと比較しても、秀逸なアプリと思います。視認性が非常に良く、月間表示、週間表示がとて使いやすくなっています。20年前からPDAを愛用し始めてから、カレンダーアプリへのこだわりは非常に大きく、使ってきたカレンダーアプリの歴史を語るだけで、何回も連載ができてしまうほどなので、この件は後日エントリーしたいと思います。

タブレットは、個人で使うモバイルデバイスとしてはちょっと大きめではありますが、人に何かを見せたいときに、その能力を最大限発揮します。私にとって、欠かせないモバイル機器の一つです。