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やっぱりキーボード付きモバイルが好き(第14回)

やっぱりキーボード付きモバイルが好き(第14回)

伊藤 浩一

モバイル情報ブロガー。モバイルユーザーとしてレビューを毎日掲載しながら、日本のスマートフォンシーンの盛り上げを行う。特に、日本で初めてのWindows Mobileスマートフォン「W-ZERO3」への思い入れは強い。

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xperiaminipro   モバイルを愛していますか?スマートフォンは画面タッチタイプが全盛です。かく言う私も持ち歩いている3台、iPhone、GALAXY NEXUS、Windows Phoneと全てタッチタイプです。 しかし、いつも周期的にキーボード搭載端末が欲しくなっていまいまいます。昨年夏はHTC chachaというBlackBerryタイプのストレート型キーボード搭載Androidを入手しました。そして、この夏はXperia mini proというスライド型キーボード搭載Androidを入手しました。 現在の画面タッチスタイルの入力システムはよく出来ているので、ミニキーボード搭載端末を無理に使わなくても入力効率はそんなに変わりません。それでもキーボード搭載端末が欲しくなってしまいます。 それは私のモバイル原体験が、1994年から使い始めたHP200LXにあるためです。その後、キーボード搭載のWindows CE端末を使い、PalmやWindows Mobileではわざわざ端末合体式のキーボードを使っていたほどです。そして、スマートフォンの初期を支えたW-ZERO3シリーズはスライド式キーボードでした。 20年近くミニキーボード搭載モバイルを愛用していると、端末を両手で持って親指入力しないと、どうも文章が書けなくなってきました。つまり親指が思考を助けている、と言えるかもしれません。極端なことを言うと親指が考えていると言っても過言ではありません。 親指入力スタイル、古いユーザーはHP200LXにちなんでHP打ちなんて言ったりしますが、画面タッチ式の端末でも端末を横にしてソフトキーボードを表示させてHP打ちをしています。 今回のこの記事もXperia mini proのミニキーボードで入力しています。きっと今後もこのHP打ちのできる小さな端末を探し求めて行くんだろうなあ、なんて思っています。