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スマートフォンのバッテリー持続時間を延ばす方法(第44回)

スマートフォンのバッテリー持続時間を延ばす方法(第44回)

伊藤 浩一

モバイル情報ブロガー。モバイルユーザーとしてレビューを毎日掲載しながら、日本のスマートフォンシーンの盛り上げを行う。特に、日本で初めてのWindows Mobileスマートフォン「W-ZERO3」への思い入れは強い。

当ブログ「僕がモバイルを愛する理由」は、2015年4月6日から新しいURL「​http://blogs.itmedia.co.jp/itokoichi/」 に移動しました。引き続きご愛読ください。


モバイルを愛していますか?モバイル情報ブロガーの伊藤浩一です。

スマートフォンを利用していて、悩みの種は、バッテリー消費です。電話だけでなく、いろいろなコンテンツを楽しむスマートフォンは、バッテリーの負荷が高くなります。また、いろいろなアプリケーションを入れると、いつの間にかバッテリーの消費が多くなっていることがあります。

スマートフォンのバッテリー消費を抑える方法の一つとして、使うアプリケーションを絞り込む、という方法があります。

アプリケーションの中には、バックグランドで動作して、バッテリー負荷がかかるものがあります。それが一つや二つなら良いのですが、いくつものアプリがバックグラウンドで動作すると、途端にバッテリーの持ちが悪くなってしまいます。

Androidの場合は、バッテリー監視アプリ「Battery Mix」などを使うと、どのアプリがバッテリーの負荷が多くなっているか、ログをとることが可能です。ただ、このような監視アプリも入れすぎると、監視アプリ自体がバッテリーの負荷になることもあるので注意が必要です。

スマートフォンのバッテリー負荷を軽減するためには、インストールするアプリケーションを最小限にする、さらには、プリインストールしてあるアプリで不要なものは削除することも必要です。それぞれのアプリの設定で、バックグラウンド動作を最低限にすることも必要でしょう。さらに、バッテリー負荷の大きいアプリは、同機能のあるアプリに置き換えることも必要です。

最近の私の環境では、GALAXY NEXUSを使っていて、アプリ「LINE」のバッテリー消費がどうしても大きいため、「LINE」をアンインストールして使うのを諦めてしまいました。「LINE」のない不自由さより、バッテリー持続時間を優先した結果です。

バッテリー持続時間を気にしないのであれば、予備バッテリーやモバイルバッテリーを持ち歩いて、がんがん使う、というのも一つの考え方です。

使っていて楽しいスマートフォンですが、バッテリーが切れてしまっては、折角の楽しさが台無しです。しかも、電話として待ち受けできなくなってしまい、実用としても問題があります。

ご自分の環境に合わせて、バッテリー持続時間を管理してください。バッテリーが持たないなあ、と感じたときは、ぜひインストールしてあるアプリケーションを見直してくださいね。