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"ソーシャルネットワーク" 不慣れな上司のための4つの手順

"ソーシャルネットワーク" 不慣れな上司のための4つの手順

瀬戸 和信

瀬戸和信(KAZUNOBU SETO)テクノロジーマーケティング専門家。

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あたなの上司はソーシャルネットワークを使っていますか?

少なかれ、私の経験上ほぼゼロです。"ソーシャルを強化しろ" と会社で指示している人に限っては特に。

今、優れたマーケティングが考えたメッセージを広告で伝えるよりも、これまで最も影響力がなかったと思われる一般個人が、ソーシャルネットワークを通して伝えたほうが影響力があります。

だから、売上創出に貢献すべきマーケティング責任者は "個人" でもブログやツイッターなどのソーシャルネットワークを使いこなすべき。

...と思うのですが、現実は違うようです。

84%の大手企業のCMO (マーケティング最高責任者) は個人でソーシャルネットワークを使いこなす必要はないと思っています。


仮に使っている人がいたとしても、その価値を理解しているのはわずかで、周りが使っているから、仕方なく使っているというのが実態のようです。彼らはソーシャルネットワークがどうビジネスに影響するのかを分かっていないのです。

逆に、価値を理解している人はどんな人なんだろう?と思って検索してみるとこんな面子が出てきました。その名を "Top Social CMO" 



social CMO.jpg


彼らは顧客と同じ目線で会話をし、会話の中で自然に (人間らしく) ブランドメッセージを伝えています。

我らが日本にも、顧客と同じ目線で会話できる社長がいます。ソフトバンク孫正義さんです。

ツイッターフォロアーは日本で2番目に多い180万人。個人で自らソーシャルネットワークに参加し、且つ企業ではそのデータを活用しています。

今週開催された "Oracle CloudWorld Tokyo" で、クラウド、モバイル、そしてソーシャルネットワークを活用して、接続率No.1にどうやってなったかを公開しました。詳しくはこちらを見てみて下さい。参照元:エリソンCEOと孫社長「インフラとしてのクラウド」を強調

私も現場で孫さんのプレゼンを聞いていましたが、自身に満ちた素敵なプレゼンテーションでした。

顧客と同じ目線、つまり同じプラットフォームで会話できるソーシャルネットワークは、マーケティング責任者が最も望んでいたはず...

でも残念なことに84%の大手企業のCMO (マーケティング最高責任者) は個人でソーシャルネットワークを使いこなす必要はないと思っています。

ここにCMO向けのソーシャルネットワーク戦略、4つの手順があります。まだ、ソーシャルネットワークの価値を理解していないあなたの上司へさりげなく教えてあげてはいかがでしょうか?


外国人の場合は、そのまま参照元を、日本人の場合は以下の翻訳を参考に。

1.とにもかくにもまずは個人ではじめよう

例えばフェイスブックを選んだとしよう。まずは登録し、家族、近しい友人とつながろう。全ての機能を試してみよう。例えば、写真の投稿、友人の投稿に対してコメントしよう。自分の好きなブランドを見つけたらいいねを押してみよう。

2.各サービスの特性に合った内容を投稿しよう

最初にあたなの成し遂げることを決めそれに集中しよう。広くあたなの会社のことを伝えるならツイッター。協業相手を探すならリンクドイン。魅力的な組織、それを支える人材探しならツイッターとリンクドイン。自社ブランドを伝えるならブログ、スライドシェアなど。

3.個人、仕事内容のバランスを見極めよう

個人的な思いを中心に発信するのか、仕事内容を中心に発信するのか?自身が打ち出したい内容を明確に決めておこう。

4.1人の人間として自然に会話しよう

コミュニケーションが成立するのは信頼関係が重要。企業の一員として自社ブランドを語るのではなく、1人の人間として自然に会話しよう。

ソーシャルネットワークを行っている企業内の部署は、マーケティングが一番多いです。その最終的な責任を持つ人にソーシャルネットワークに触れてもらうことは、今後、この交流の場により多くの予算を割くために必須なことだと思います。