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Android搭載のNEC 『Life Touch NOTE』

Android搭載のNEC 『Life Touch NOTE』

瀬戸 和信

瀬戸和信(KAZUNOBU SETO)テクノロジーマーケティング専門家。

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NEC 『LifeTouch NOTE』  を触る機会を頂いたので、思ったことを少し書きたいと思います。
 

NECFileTouch.JPG普段は逆の立場なので、非常に新鮮な気持ちになって、色々な思いが込み上げてきました。

というのは、どうしてもメーカー視点で物事を考えていると、ついWindowsとAndroidを分けて考えたくなります。

それは、日常的に交渉する企業が異なり、社内フローに汚染されてしまうからです。なぜ汚染されるかというと、お金を支援してくれる出所が (当たり前ですが) 違うからです。実は正直、IT業界のマーケティングはその支援に大きく依存してます。

でも、ユーザー視点で考えると、OSの種類なんて (あまり) 関係ありません。

キーボードがあれば、これはパソコンだって思い、普通にタイピングをするでしょう。画面に見たことあるアイコンが乗っていれば、指でタッチしてしまうでしょう。OSが、CPUが、違うからといって、まったく異なるデバイスと見ない人がほとんどです。

そんなときふと、思ったのは 『Android = 知識がある人』 と、なぜか思い込んでしまっているワタシがいました。

当然、未開発の試作機で、使い勝手がまだ整備されていないインターフェイスを見てしまうと、つい概念が固まってしまいます。それに、周りの関係者と話をしても、ほとんど、いや、ほぼ全員が同様の回答をします。

『Android = 知識のある人』 では、どうして範囲が限定的になってしまいます。なので、お金の使い方が難しくなります。資金がたくさんあって将来の投資を存分にできる体力ある企業は・・・実に羨ましいかぎりです。

だったら、LifeTouch NOTEは、思い切ってパソコンとかスマートフォンをあまり知らない人を対象にしてはと思いました。 『Android = 知識のある人』 という期待を裏切ってはと思いました。

これはあるIT会社に勤める女性にパソコン操作を教えていたときの話です。

『はい、それではマウスをここのアイコンの上に乗せてくださいね・・・』 とワタシが言いました。すると、その女性はマウスを本当に画面の上にもってきて 『・・・これでいいんですか?』 と言いました。

ウソのような話ですが、ほんとうにIT会社内で起こった出来事です。

でも、これは単純な1点タッチ機能である本商品の特性を行かせるのでは?

Android、Tegra、Touchなど、技術が一周してしまい、逆にあまり詳しくない人にとって優しくなっていたりはしないだろうか?

なんて、すごい想像をしてしまいました。

尚、仕様や価格面はあえて触れないでおきました。色々と言うのは非常に簡単で、後で自分に跳ね返ってくるかもしれないので、控えさせていたきました (苦笑)