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もしワタシが他社のマーケターなら。

もしワタシが他社のマーケターなら。

瀬戸 和信

瀬戸和信(KAZUNOBU SETO)テクノロジーマーケティング専門家。

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先週末、いつもの先輩方とお食事をしたときに 『もし、おまえが他社のマーケターならどう商品を売るよ?』 と言われたので、早速考えてみることに。 

kameda.jpg写真はワタシの大好きなブルボンのルマンドと亀田製菓の柿の種 (わさび) です。どちらも新潟に本社を構え、歴史ある日本を代表するお菓子メーカーです。

北米人は、この商品を見ては 『1つ1つが袋に入っているから、食べるのに面倒だ!』 と思っています。

北米のスーパーでは、巨大な店舗面積に比例するかのように、ポテトチップスなどスナック類の袋もたまげるほど大きいです。

スーパーに限らず、なんでも大きいです。例えば、持ち歩くパソコンの大きさも、北米人はちょっと感覚が日本と異なります。彼らはCDドライブつきの15.6インチノートパソコンを平気で持ち歩いてます。

何でも大きいゆえに、一度開けたら湿気てしまう難点もあります。なので、つい一気に平らげてしまいます。実はこれが肥満 (大国) の原因にもなっているかもしれません。

ブルボンのルマンド、亀田製菓の柿の種、その他にも実に多くのお菓子が小分けされています。

結論が遅れましたが、ワタシはこの "小分け技術が肥満を救う糸口になる" と物語を考えてみました。

小分けするというイノベーションは、少し摘む、小皿に取り分ける、小さじ少々などなど、なんとなくワタシたち日本人が得意とする分野です。

もし、ワタシがお菓子メーカーのマーケターなら、この小分け技術を是非北米で花咲かせたいと思います。

日本の小分け技術は、大きな袋を売り物にする北米とは真逆の発想です。小分けされていれば 『今日はここまで』 と間食を打ち切りやすいので、北米だと立派なダイエットというキーワードで消費者の心に刺さると思います。

いささか大袈裟かもしれませんが、日本人にとってなじみ深い小分け袋が、北米人を肥満から救う糸口になると思います。小分け袋を見た北米人のリアクションを間近くで見たワタシは真剣に思うのでした。

 (お菓子メーカーの皆様、生意気言ってすいません・・・)