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自社ブランド好き?

自社ブランド好き?

瀬戸 和信

瀬戸和信(KAZUNOBU SETO)テクノロジーマーケティング専門家。

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皆さんは自社ブランドを愛していますか?

"当然だろう!" と、きっと皆さんは答えるはず。

例えばスターバックスのマーケティング責任者がスターバックスを好きになれないなんて、

そもそも問題外ですよね。

 

でも実は私、現職着任当初、自社ブランドに対して、

なんの根拠もないのに、なぜかイメージが良くありませんでした。

本来魅力的なブランドから放たれるオーラ(情緒的利益)が何も感じられませんでした。

(※ "情緒的利益" コレ重要なので別途話します)

 

でも、感覚的とはいえなぜブランドイメージが悪かったのか?

それは日本出身の会社ではなく、外資系という理由だから?台湾生まれの企業だから?

 

はい。少なからず理由の1つだったと記憶します。

だから、家族や友人に自社ブランドについて聞かれても、

特に持ち上げる内容の話をした記憶がありません。

 

しかし、こんな状態で仕事をしていると、すぐに問題が発生しました。

実際にお金を財布から出して購入してくれる顧客層はどんな人だろう?

その顧客はどのような情緒的利益を得るんだろう?と考えたとき。

自分が愛していないブランドでは、たとえウソでも、 誰に?どんな価値を提供する?

という考えをまとめるのが非常に難しかったのです。

 

ん!いや、待てよ。その前にそもそも自社ブランドのDNAとはなんなんだ?

というところからの掘り下げが必要と気づきました。

ブランドDNAを分からずして、コアの顧客、その人が感じる価値なんて分かるわけないと。

 

こういう風に文章化すると、なんだか実に当たり前のことで恐縮なんですが、

でも普段の何気ない気づきにしっかりと目を向け意識することって、

けっこう大変なんですよね(苦笑)

実際の業務から得た気づき(経験)は、実質的な智恵だと思います。

たとえわずかな智恵であっても、たくさんの学習より優れているんだと信じます。
 

"おまえは何者だ?"

これは自社ブランドを愛していないと、なかなか答えられない質問です。

仮に愛していたとしても、日頃から意識していないと答えられない質問です。

 

今、私は社長以上に自社ブランドを愛しています。ほんとに。

というか、ブランド構築を日々考える私としては、愛さずにはいられません。