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世界最強組織に学ぶ "ブランド"

世界最強組織に学ぶ "ブランド"

瀬戸 和信

瀬戸和信(KAZUNOBU SETO)テクノロジーマーケティング専門家。

当ブログ「マーケターの失敗録(T_T)」は、2015年4月6日から新しいURL「​http://blogs.itmedia.co.jp/kazunobuseto/」 に移動しました。引き続きご愛読ください。


会社によってまちまちですが・・・
 
・ これ作ろうよ! "オレは" 売れると思うよ、という製品担当
・ 安くしますので、買ってください!、という営業担当 
・ 広告のコピー、オレは好きだよ、という上司。 
・ このフラッシュ、カッコイイ! 重いけど、というHP担当。
・ ところで、うちの製品の特徴って何?、と聞く総務、人事、経理などの間接部門。

ここまでバラバラだとその会社のブランド、つまり "何々っぽさ" に欠けてしまいます。

でももし、異なる部署の人たち全員が、会社の使命感を認識し、実行に移すなれば、その会社のブランドである "何々っぽさ" を強めることができるかもしれません。

haka.jpgそれらをオールブラックスから学びたいと思います。 (原文:オールブラックスが強い理由 ラグビー世界最強組織の常勝スピリットより一部抜粋)

この社会的なスポーツで世界の頂点に君臨し続けるオールブラックスの強さは、ラグビーだけに留まらず、ビジネスにも応用できるヒントが隠されています。

オールブラックスは、ラグビーのニュージーランド代表のニックネームです。

しかし、公式文書には "ニュージーランド対日本" ではなく "オールブラックス対日本" と書かれていることだって珍しくありません。そのくらい強烈なイメージを持っています。

オールブラックスは、必ず勝たなければいけない、という強い使命感があります。代表に入るということは、その使命を負うことを意味します。

オールブラックスは、オールブラックスとは?という "バイブル" をもらいます。そこには、オールブラックスの歴史、価値、そして行動規範などが書かれています。そして、代表はその行動規範に沿って、常勝を目指すのです。

オールブラックスに選ばれた以上、24時間365日、常にオールブラックスの一員としての行動が求められます。ニュージーランド国民はもちろん、全世界も見ています。この一人一人の強い使命感が、常に世界のトップに君臨できる理由だと思います。

オールブラックスは過去40年間で勝率がなんと "82%" です。常に勝たねばならない、という執着心が必要です。逆に8割の勝率を残さないと監督の首が危なくなるとも聞きます。

すべては、オールブラックスというブランド "何々っぽさ" を目指さなければならない使命感・価値観がメンバーにあるのだと思います。

気づけば、先週も異なる部署の人たちと打ち合わせをしていたワタシです。営業、製品担当、人事、経理、サービスなど、一体いつ顧客と向き合う時間を作るのか?と思うくらい異なる部署の人たちと話をした一週間でした。

ワタシはマーケティングに所属しています。一口にマーケティングと言っても、なんせ、製品を販売するための全ての工程を指すので、その範囲はとても広いです。実に様々な部署の人たちと絡みます。

会社経営は、通常複数の部署で構成されています。まったく異なる機能を持つ部署が何か強い使命感でブレンドされたとき、より強いブランドができあがります。残念ながらまだそんな組織にワタシは出会ったことはありません。

来月からいよいよニュージーランドで始まる ラグビーワールドカップ。日本ではマイナー過ぎてワタシの周りでも話題になりませんが、個人的に大変注目しています。残念ながら生での観戦はできませんが。。

すべての色を混ぜ合わせると、黒になるといいます。オールブラックスの黒から学べるものは、すべて吸い取ってしまいましょう。