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利益と損失、どちらを考える習慣が良いか?

利益と損失、どちらを考える習慣が良いか?

瀬戸 和信

瀬戸和信(KAZUNOBU SETO)テクノロジーマーケティング専門家。

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ワタシ、言い訳が得意なんです。

優れた(?)創造力を活かし、出来ない理由を探すのが得意です。

今も意識していないと、つい言い訳をしてしまうほどです。

 

以前も社長からこんな意見を求められたときのことでした。

 社長: "うちも何か社会貢献できない?"

 

人間の三大原則のひとつ。恩返しをいよいよできる機会!

とワタシはすこし興奮していました。

 

ビジネス現場では、太陽電池を制するものは世界を制するとか、

家電のエコポイントが延長したとか、CSRへの感心が非常に高いです。

当然ここで言うCSRとは、社会貢献 (恩返し) を指しますが、

あくまで営利目的が主となり既存ビジネスへも生かす行為のことです。

(※ 残念ながらビジネス現場では、"主目的" が異なるのです)

 

で、とりあえずワタシは "考えます"

とだけ言い残し、社長室を後にしました。

 

その後、手は自然とキーボードへと伸び、インターネットで基本情報を調べる。

また調べる。するといろいろ出てくるCSR関係。

分かりやすい代表格はこれ。Volvic 1リットル For 10リットリ。

 

そこでワタシはハッと気づきました。

うちの商品の再利用・・・ほんとうに社会貢献なんてできるのか?

もし、商品を無料提供した場合、収益構造に影響はないのか?

営利目的感が強い企業からの要望に対して、

寄贈先がほんとうに見つかるのだろうか?

カーボンオフセット、利用率に応じてマングローブの木を植える、

というようなありきたりなプログラムは返って逆効果なのではないだろうか?

 

自然と "出来ない理由ばかり"

考えているワタシがいました。

もちろん、もし失敗したら最悪はこのくらいのリスクかなぁ、

と、ある程度の "覚悟" は必要です。

 

でも、グリーンウォッシュ (うわべだけ活動) の実例が、

インターネットでバーチャル体験できる今の時代。

出来ない理由をもとに実施しない結論にとてもなりがちです。

出来ない理由を探すのは問題外!

 

ここで引き出せる教訓とは、

できる理由と、出来ない理由、どちらを考える習慣がよいか?

どちらがグローバル社会で勝ち続けれるのか?

 

事前の情報はすごく大事ですが、同時に危険にもなります。

時には恐れを生んでしまうこともあります。

 

自分の価値観を信じ、正しく物事の本質を得て、

既成概念に捕らわれない強い自分を!

(う~ん。ほんとうに居るのか!?そんな人・・・)