誠ブログは2015年4月6日に「オルタナティブ・ブログ」になりました。
各ブロガーの新規エントリーは「オルタナティブ・ブログ」でご覧ください。

ネット中毒、身近なところで進行中。

»2011年11月 5日
マーケターの失敗録(T_T)

ネット中毒、身近なところで進行中。

瀬戸 和信

瀬戸和信(KAZUNOBU SETO)テクノロジーマーケティング専門家。

当ブログ「マーケターの失敗録(T_T)」は、2015年4月6日から新しいURL「​http://blogs.itmedia.co.jp/kazunobuseto/」 に移動しました。引き続きご愛読ください。


アメリカ人は、1日の16%をFacebookに費やしているようです (原文

1日の内約4時間をFacebookへ消費するのはかなり大きいのではないでしょうか。でも、なんとなく理解できます。この数値、きっとまだまだ大きくなります。

実はワタシも友人の動向、自分が残した写真へのコメント等、気になってしょうがありません。だから、ついFacebookを開いてしまう心理、とても理解できます。ブラウジングで友人の動向やライバルの動向を気にかけます。そして、自分に関心あるキーワードを平たく探します。Facebookのせいで、仕事が終わりませんでした・・・なんてことも今後出てくるかもしれません。

ある調査によると、我らが日本も (20代男性は) 1日の17%をネットに費やしています。明らかに人々は昔よりも、多くの時間をコンテンツを読むことに時間を消費しています。ネットからの情報に敏感に反応してしまう私たち、まさにコンテンツ消費の時代です。

分かっていても止められないこのネット中毒、少し興味深い (且つ恐怖を感じる) 一節をご紹介します。

"ネットによって送り出される、ほぼ連続的な新情報の流れは、たったいま起こっていることを極端に過大評価する・・・。新しいことというのは、本質的というよりも些細なものであることが多い。インターネットがより多くの、より多様なかたちでわれわれを邪魔しつづける。集中力と焦点の喪失、注意分割と思考の断片化をわれわれはすすんで受け入れる" (By 心理学者クリストファー・シャブリス。ネット・バカより抜粋)

何か物事に集中したいとき、会社の電話や周りの人を避けるために、一人になれるところへこもる時ってありますよね?

現在の環境において、逆に一人になったほうが危険な状態になります。なぜなら、ネットから様々な情報がPC画面に表示されてくるので、自分の意思をしっかりもっていないと、ついメールボックスやメッセンジャー、そしてあらゆるSNSに敏感に反応してしまいます。

そして様々なものに反応して仕事を行うマルチタスクを繰り返すと、結局物事を深く考えることがし辛くなります。人間はMPUのようにマルチタスクはできません。

この分かっているけど止められないネット中毒は、知らない間に私たちの身近なところで大進行中です。

 

プロトヴィチェ国立.jeg.jpg

 

写真はクロアチアの美しいプロトヴィチェ国立公園です。前に、テキストリンクを辿って偶然見つけました。これ以外にもネットのおかげで、死ぬまでに行きたいWish listがたくさんワタシの手元に溜まってます。

ネットで昔より簡単に多くの情報を得ることができるようになりましたが、悔しいことにそれらを実際に感じたり、見たりする時間がほとんどないことです。