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マーケティングを重視する理由。

マーケティングを重視する理由。

瀬戸 和信

瀬戸和信(KAZUNOBU SETO)テクノロジーマーケティング専門家。

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年末に、駅から自宅に向かって歩いていると、野菜を買わないかと話しかけられました。当然ワタシはいきなり話しかけれたので驚いてしまいました。

会社では、忙しいときに限って、突然、見知らぬ企業から電話がかかってきて、全く関心のない広告媒体の購入を説得されます。

最近は少なくなりましたが、手当たり次第にくる投資用マンション購入の電話も同様にかかってきます。

このような営業活動をしている企業は、相手に不快感を抱かせ、顧客満足度に逆行する結果をもたらしていることに気づかないのだろうか?と思ってしまいます。

 

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図のように、そもそも興味すらもっていないのに、いきなり購買を説得するなんて、順番が違いすぎます (※図は独断と偏見による数値です)

こんなトンチンカンなことにならないように、業績の良い企業は、商品を購入する可能性が高い人に対して、効率よく的を絞っていくことを心得ています。

全国に散らばっている潜在顧客のうち、一体誰が自分とこの商品に関心を抱いているのかを見える化して確認するリード・ジェネレーションがうまいです。

その (潜在) 顧客動向の記録が蓄積してくると、未来の顧客動向を予測することもできます。あくまで経験上ですが、この顧客動向が企業の勝敗を決めます。

例えば、アマゾンは別に本やクラウドサービスを売るんじゃなくて他の商品でもよかったはずです。なぜなら、アマゾンの強さの根源は、膨大な顧客動向データだからです。

Aを買う人は、Bを買う可能性がある、と訪問者の好みを教えてくれます。そしてワタシはいつもそのデータ分析に従い、また余分に本購入に至ってしまいます・・・。

こうした "アメリカがくしゃみをすれば、日本は風邪を引く" 的な情報分析能力含む、リード・ジェネレーションを疎かにすると、この先その企業は競争力を失います。

マーケティングが買ってほしいものを、買ってほしいときに、買ってほしい場所で購買行為を行わせる戦略はいい加減卒業しなければなりません。ワタシも理解しながらたくさん行ってしまいました。

情報分析能力を駆使して、リード・ジェネレーションするのがマーケティングのお仕事 (第一歩) です。このマーケティングが大事だということを業績が良い企業は知っています。知っているけど、実践できていない企業もあると思います。

あぁ、だからマーケティングって必要なんだね、と思っていただきたくまとめてみました。ワタシは、今年もここの部分を強めていきたいと思います。

皆さんにとって、2012年も良い年になりますように。