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パソコンの時代終わる!?

パソコンの時代終わる!?

瀬戸 和信

瀬戸和信(KAZUNOBU SETO)テクノロジーマーケティング専門家。

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iPad の登場によりパソコンはほんとうに消えていくのか?

iPad 含むモバイル端末の需要は今後どのように変化していくのか?

発売から3週間ほどたった今でも、このような質問や議論がつきません。

いや、むしろどんどん増えているように感じます。

賛否両論ありますが、最近ワタシが思う意見はこうです。

 

家族で過ごす週末のリビングにおいては、突発的な話がどんどん出てきます。

地域のイベント情報や天気予報、

Facebook や Mixi で家族や友達の写真・映像を見る、等々。

ワタシはここでふと気づきました。

iPad はインターネットを通じて様々な人とつながり、自分の可能性を拡げるもの。

でも、実際の使用用途はとてもアナログ的なんだなと。

 

例えば親戚夫婦に生まれた赤ちゃんのかわいらしい写真、  

テーブルを挟んでソファに座っている嫁に、 " ねー、これ見て、親戚の赤ちゃんだよ "

と、iPad を手渡しで差し出しながら、 まるでノートに書いたメモを見せるかのように、

自分が伝えたいことの補足ツールとして使いました。

職場であれば、廊下やデスクで、"このEメールの件なんだけど・・・"

と iPad を差し出すイメージです。

 

こんなの別にケータイ、パソコンでもできるじゃん?と思うかもしれませんが、

テレビの電源を入れる感覚で ON/OFF ができ、

相手に手っ取り早く自分の意図を伝えれる、

ほどよい画面サイズだからこそできたんだと思います。

つまり、iPadは対面向かった1対1のコミュニケーション用に、

ついつい使ってしまう高価なおもちゃなのです。

 

もちろん、何かじっくり作ったり (打ったり) するには、パソコンは欠かせません。

例えば、1時間以上かかる作業の場合、母艦機であるパソコンを使うに限ります。

繰り返しになりますが、所詮 iPad は iTunes を介して、

自分のパソコンと同期させることで生きている端末です。

理想は、母艦機であるパソコンに、ケータイや iPad などの

モバイル端末の組み合わせです。

 

ちなみに、EVERNOTE CEO PHIL LIBIN 氏(フィル・リーピン)は、

日経世界ICTフォーラム (6/14) でこんなことを言っていました。

 

私は、iPhone, iPad、パソコンを所有しているが、やることは結局ほとんど同じ。

ただ、時間帯によって、モバイル端末を使い分ける。

数分ですぐ済む用事の場合はiPhoneで。10分以内の用事はiPadで。

そして、30分以上ガッツリ取り組むにはパソコンで。

iPad 出現の影響度は大きい。しかし、だからといってパソコンが消えることはない。