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模倣による事業創造。

模倣による事業創造。

瀬戸 和信

瀬戸和信(KAZUNOBU SETO)テクノロジーマーケティング専門家。

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"模倣の経営学、偉大なる会社はマネから生まれる(GOOD IMITATION to GREAT INNOVATION)" 面白かったので共有します。

 

 

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他のものをまねることを模倣と言います。模倣は悪いことでしょうか?

ピカソのエピソードです。 "ピカソが来ると自分の作品を盗まれるからかなわない、と言ってピカソが来ると回りの画家が作品を隠してしまった"

あのピカソでさえ、まず最初は真似る、見倣うというところから出発しました。

スターバックスも最初はイタリアのエスプレッソ・カフェを模倣しました。

スターバックスが凄いのは、ノウハウを模倣しようと試行錯誤を重ねていくうちに独自の能力が蓄積されるようになりました。そして、第三の空間という独自の考え方が生まれました。

ケータイ、パソコン、タブレット、サーバー、それに乗るOS、アプリケーションも模倣され合い市場が(良い意味で)成長してきました。

模倣にも種類あります。ビジネスモデルと商品・サービスの2種です。

例えば、当時のサムソンが模倣した日本の垂直統合型ビジネスモデル、iPhoneを模倣したGALAXYシリーズは分かりやすい例です。

反対に日本の垂直統合型を反面教師としたものもいました。世界のスーパー縁の下の力持ち、台湾企業です。水平分業で、世界のトップクラスに君臨しました。

中でも最も模倣に優れているのは中国です。パソコン事業をとってり早く模倣するために、IBMパソコン事業部を買収したレノボ。

直近では、中国海洋石油総公司(CNOOC)が、カナダのエネルギー大手ネクセンを買収すると発表ありました。広大な土地を持つカナダ企業からエネルギーノウハウを効率よく模倣するためです。

他のものをまねることを模倣と言います。欧米ではCopycat、日本では真似しん坊などと言い表します。なんだか後ろめたい気持ちもあります。

でも、お手本を真似することは、学習の基本中の基本です。

斬新なアイデアとは、別に斬新なわけではないと思います。ただ、お手本をうまく模倣し、勇気をもってそれを実行して成功すれば、斬新なアイデアになります。

つまり、最初は模倣でも構いません。事業創造の最初にとる正しい行動です。ただ、それを勇気を持って実行した差が、未来の勝敗を分けると信じます。