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現実世界に即した人間関係が恋しい。

»2012年10月12日
マーケターの失敗録(T_T)

現実世界に即した人間関係が恋しい。

瀬戸 和信

瀬戸和信(KAZUNOBU SETO)テクノロジーマーケティング専門家。

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ネット空間で過ごす時間が多くなってます。

ワタシは毎朝、スマホに起こしてもらいます。溜まった (と言っても寝る前に見た) フィード、Eメール、SNSなどを見ながら出勤の準備をします。

職場では分刻みの日程になります。ネットを通して時差、地域関係なく会ったこともない人とEメールや電話会議で会話します。

会議の場合、アジアだけの場合はいいんですが、グローバル規模になると、大抵夜中2時に開始されるので、正直参加したくないです(実は参加しないときもあります)

様々な情報を一瞬に得られ、世界中の人とつながれるのもネットのお陰です。ネットのお陰で今のワタシも存在します。

問題は、現実世界に即した人間関係が薄くなってきていることです。

ワタシは1978年生まれの (ギリギリ) Y世代です。ネット技術の前・後をそれとなく経験している貴重な世代です。欧米のように個がたつのではなく、仲間意識をもった環境で生まれ、育ちました。

(恥ずかしいのですが) ワタシは子供の頃、ヘンタイクソクソ組という10名の仲間とよく活動をしていました。学校の休み時間になると、廊下に集まって、歌や踊りを練習します。そして、教室に入って、皆を喜ばせることに満足感を感じていました。特に女の子が笑うと、ワタシたちの満足度は最高潮に達します。

社会人になってからは、社会人ラグビー部に所属していました。正直、仲間愛と呼べるほど、互いにそこまで親密ではありませんでしたが、それでもみんなラグビーが好きで自然に集まっていました。

そんな同じ思いを共有できる活動内の思いや情報は、その場で完結しません。自宅では家族と、居酒屋、バーでは仲間と、話は永遠に尽きません。

思いを熱く共有できる仲間たち。同じ価値観をもった人たちが、自然に集う、他では味わえないほどに、人の心が通い合う素敵な空間です。

ストレスが溜まると、つい物欲で解消したくなることがあります。ワタシの場合は、一眼レンズ、車、キャンプ用品など、挙げるとキリがありません。そんなモノは瞬間的な満足感だと分かっていても止められないのが悔しいところです。

結局、モノに囲まれた孤独な空間が幸せだと誰も思いません。幸せとは、やっぱり気の合う仲間が集う空間で、飾らない自分を出せているときなんじゃないかと思います。

こんな時代に、ワタシの人生で深く関わっているテクノロジーをどう活かすことが出来るのか?

便利なネットのチカラを活用して、現実世界に即した人間関係を少しでも支援することはできないものか?

そんなことを今日も考えます。