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文明の利器。目の前にいる人より、遠くの人を優先してませんか?

文明の利器。目の前にいる人より、遠くの人を優先してませんか?

瀬戸 和信

瀬戸和信(KAZUNOBU SETO)テクノロジーマーケティング専門家。

当ブログ「マーケターの失敗録(T_T)」は、2015年4月6日から新しいURL「​http://blogs.itmedia.co.jp/kazunobuseto/」 に移動しました。引き続きご愛読ください。


"携帯電話を持っていればいつでもどこでも仕事の電話を受けられる。パソコンを持っていればいつでもどこでも取引先にメールで資料を送付できる。タブレットを持っていればいつでもどこでも知りたいことが調べられる。

しかし、携帯電話で話していたために大事な出会いを逃し、パソコンを打っている間に家族団らんの時間は削られ、タブレットをさわっているうちに子どもと目線を合わせるチャンスが1回減るとしたらどうだろうか?"

私の友人、中島雄一氏がブログで言っていた一文です。

このブログを見て、日頃なにげなく選択しているその行為を一度疑ってみないといけないと思いました。

クラウドの発展で、通話機能に加え、ネットから情報を取れる画面の種類が増えました。画面の種類が増えたことで、時間、場所問わず、目の前にいる相手より、遠くにいる人を優先することが増えてしまいました。

例えば、会社で目の前の人と会話中に "ちょっとすいません" と電話に出ます。相手が喋っているときにメール対応を無言でしたりします。

これらの行為、ほんとうに正しい選択でしょうか?

以前たまたま会議中に電話に出てしまったばっかりに、以前たまたま会議中にメール対応してしまったばっかりに、私も今ではすっかり習慣化となり、ほぼ何も考えず意思決定をしています。

最初に行った決断が、その後の習慣を決める恐ろしい事例です。

ネットにつながった状態では "直ちに反応する" ことに慣れてしまいました。でも、目の前にいない人へ直ちに反応することで、目の前にいる人との関係が5%下がるなら?業務効率が25%下がるとしたら?

もちろんこれらの数値は適当ですが、今、何も考えずに行っている習慣を一度疑ってみる必要があると思いました。