誠ブログは2015年4月6日に「オルタナティブ・ブログ」になりました。
各ブロガーの新規エントリーは「オルタナティブ・ブログ」でご覧ください。
当ブログ「企業経営の閃き」は、2015年4月6日から新しいURL「http://blogs.itmedia.co.jp/kiyo1025/」 に移動しました。引き続きご愛読ください。
先日、私のクライアント企業である日本一の規模に成長した探偵・調査業会社である、
株式会社MR http://www.0120128888.com/ における事例です。
探偵業のKFSの一つに「調査力」があります。
当然ですが、依頼者は探偵会社に何らかの調査を依頼しています。
商品である調査力が低いと顧客満足度を得ることができず、企業成長はSTOPしてしまいます。
先日は、この調査力を向上させるための「探偵さん」を募集する探偵学校無料説明会を開催しました。
私がコンサルティングに入ってから始めた新たな取り組みです。
【3C分析における自社分析】
優秀な探偵になる(調査力スキルを磨く)ためには、基本的なスキル教育の受講と経験値が重要です。
競合会社とこのMR探偵学校の大きな差別化のポイントがこの経験値をたくさん積める点。
母体であるMR自体が日本一の探偵会社であるため、調査依頼件数が山積みです。
探偵学校の生徒でありながら先生の指導の下、OJTが沢山積むことができるのです。
(自動車学校の路上研修のようなものですね)
ところが、3Cにおける競合優位性がここまで明確にも関わらず、本校開校後、生徒さんの募集が困難な状況に陥っていました。
【アドバイス】
そこで、私がアドバイスしたことが下記の3点です。
1.競合の学校が何をやっているのか?を調べよう
2.お客さん(生徒さん)が何を求めているのか?を調べよう
3.その結果、自社の素晴らしい点が認識できるので、差別化ポイントをアピールしよう
(実は、既に私のほうでこの、3C分析は実施済みです)
社員の皆さんが自分達の足を使って3C分析を実施してもらったのです。
そうすることで、自分達の優位性を具体的に認識してもらうことができました。
結果として、自社に対する「自信」が芽生えました。
「自社の素晴らしい点を広く伝えたい」という気持ちが強くなり、
説明会に対するモチベーションが向上したのです。
セミナー準備から会場設営、当日の運営、クロージングまで全て社員の皆さんが組み立てていきました。私からのアドバイスはほとんどありません。
【結果】
大成功に終わりました。何と、50%の入学率です。