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直観と一呼吸、あ~難しい・・・
ラッキーFPの“ついてる”はなし
直観と一呼吸、あ~難しい・・・
製薬会社、旅行社の勤務を経て独立。異業種経験から総合的に経済、企業をウォッチし、金融出身でないことを武器にわかりやすく解説しています。CFPR認定者、一級ファイナンシャル・プランニング技能士。大阪府出身。
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物事を、ある側面だけでとらえていると、どうしても、本質を見落としがちになってしまいます。固定概念で目が曇ることもあります。一つの事ですべてを推し量ろうとすると、これも失敗を招く可能性が高くなります。
一方、直観重視の考え方もあります。迷ったら、最初に感じたことを優先するという考えもありかもしれません。昔、テストで、答えに迷ったら、最初に思った答えを選択せよと、先生に言われたことがあります。
ただ、直観、第一印象にこだわるのは良くないでしょうね。これは難しいですね。
霊性を高めるというのは、何もスピリチュアルの観点だけではなく、物事を見るうえで、直観の精度を高めることにもなるのでしょうか。ちょっと違いますかね。スピリチュアルの人に怒られそうですな。
物事を、いろんな角度からとらえるということは、現実的な行動から考えると、一呼吸置くことになります。すぐに飛びつくのではなく、いったん立ち止まって冷静になれ、クールダウンということなのでしょう。
この一呼吸が大事ですね。
経営者に話を聞くと、この両方の感覚、クールダウンと直感を研ぎ澄ますこと。どちらも長けている方が多いです。それを慎重派と評したり、積極的経営ともてはやしたりしていますが、おそらく、両方の要素をお持ちなのでしょう。
一見、相反するもののように見えますが、実は根っこはつながっています。それは「経験」の裏打ちの上にあるということです。経験で培った情報を基に、直観による行動に対して自信が生まれます。経験が行動に「待った」をかけるのでしょう。
「直観」は、成功体験の積み重ねで、「一呼吸」は、失敗例を自らの糧とした結果から生まれるのでしょう。どちらも、今までの生き方から、培われたものです。
では、経験を大事にするということはどういうことでしょう。
それは、時間を大切にする考えを持ち、時間を自分のものにすることでしょう。これは、少し熟練が必要で、修行が必要なことです。ある意味、境地に達する感じかもしれません。
成功におごらず、失敗を素直に省みる勇気を持つことなのかもしれません。何事においても謙虚さが大事なのですね。でも謙虚すぎると、直観が鈍ります。行き過ぎる謙虚さは無礼になるそうですよ。
あ~難しい・・・