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ヘディングシュートと選手身長の関係は?
スポーツとITの詰め合わせ
ヘディングシュートと選手身長の関係は?
神宮球場外野席、もしくは横浜スタジアム内野席でのノマドワーキングに憧れています。普段は「@IT情報マネジメント」という媒体の編集者として粛々と働いています。
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サッカーW杯・南アフリカ大会もいよいよ佳境に入ってきました。昨晩は優勝候補の大本命だったブラジルがオランダに敗れるなど、目の離せないゲームが続きそうな予感です。
そうしたW杯をさらに盛り上げるサービスが登場しました。ビジネスインテリジェンス(BI)ベンダーの米QlikTechが提供するアプリケーション「Kick It & Qlik It World Football Fan App」では、1930年の第1回W杯から今大会までの統計データを閲覧、分析できます。出場選手や試合の詳細データはもちろんのこと、選手の身長とヘディングシュート数の相関関係や、年齢別のアシスト数など、無料のサービスとは思えないほどの充実ぶりです。
ソースとなるデータは、スポーツ関連のデータベースを保有するオランダのInfostrada Sports社が提供しているため、信頼度も抜群です。
例えば、ヘディングシュートと選手身長について、2002年の日韓W杯以降では、180センチ~182.5センチ未満の選手が最も多くヘディングで得点を決めています。ユニークなのは、最多得点層の1つ前である177.5センチ~180センチ未満は、選手自体が極めて少なく、172.5センチ~177.5センチ未満の選手の方がはるかに多くのヘディングシュートを決めています。この身長はサッカー選手不毛なのかもしれませんね。
Kick It & Qlik Itのデータ分析画面
いろいろな指標を組み合わせることで、思いもよらないデータが浮かび上がってきます。Kick It & Qlik Itは、BIベンダーが開発していることもあり、ユーザーインタフェースは操作性に優れていて、検索はストレスなくサクサク動くのが良かったです。モバイル端末にも対応しているようなので、しばらくは四六時中データいじりに没頭しそうです。
なお、今回のネタはITmedia野球部の納富主将から提供いただきました。ありがとうございました!