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やっぱりちょっと体重は気にしよう!

やっぱりちょっと体重は気にしよう!

マイク 丹治

セールスジャパンという、中小企業・ベンチャー企業向けの営業代行・販路開拓の会社で会長を務める傍ら、いくつかの会社の顧問に就任しており、更に政策シンクタンク・構想日本で政策提言を行っています。

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昨晩、久しぶりに昔の先輩や友人たちとご一緒した。さすがに皆60歳前後なので、様々な病気を抱えた者などもいて、ひとしきり体調の話になる。

せっかく昔話に盛り上がろうと思っているのに、ちょっと気勢をそがれる気もするが、これも年齢故仕方ない。ただ、もともとスリムな人、必要以上に痩せた人、病気をして痩せた人などがいる中で、大きなおなかを突き出している人を見ると、体に気をつけろよ、と言いたくなる

かく言う私も、決してそんなにスリムなわけではなく、それなりに腹も出ているが、ひと頃身長から体重を引いた数値が100を下回りかけてからは、少し気にしてあまり太らないように心がけている。

嫁が必要以上に体重を気にし、いつも新たなダイエットに挑戦しているが、これはちょっと鬱陶しいと感じるものの、少なくとも食べたいという気持ちがあっても少し我慢するとか、多少の努力をして、あまり体重が増えないようにすることは、健康のためにはとても重要だと思う。特に血圧が高い人にとって体重を下げることは大事だ。

知り合いの企業経営者の方で、私より一回り上で極めて元気な方がいるが、聞いたところによると朝は食べない、昼は少し、夜は沢山食べる、ということで食事の回数を減らしているとのこと。確かに、仕事柄夜を抜くのは難しいので、こういうやり方があるのかと思った。

昔は、日本人もあまり太っている人はいなかったが、最近は欧米流の生活にも慣れ、肉を多く食することに加えて、そもそも日本のレストランなど極めておいしい選択肢が増えたことも原因なのか、結構太っている人が増えてきている。

だが、例えばアメリカの西海岸などに行くと、驚くほどのサイズの人たちが大量にいて、本当にびっくりする。それぞれ事情があるのだろうとは思うが、要は我慢が出来ないから、どんどん脂っこいものや甘いものを食べるということの繰り返しなのだろうと推測する。

そして、たまに彼らと食事すると、「ダイエットしているので」と大盛りのサラダを注文し、これに大量のドレッシングをかけて食べる姿を見る。それってダイエットになってないけど、と言いたいのを我慢するのが大変だ。これと同じような事態が近付いているとすれば、民度が高いと自負する日本としては、恥ずかしいことだと感じる。

まあ、そんなことを意識してではないが、私も少しは気にして少し体重が増えたと思ったら、出来るだけ一日一回は食事を抜く、或いは本当に軽めのもので済ませるなどの注意をしている。

もちろんこれだけで健康が保てるものではないが、体重が軽ければ動きもスムーズだし、血圧も気にしなくて済むし、周りに暑苦しいと思われなくても済むし、先に述べたアメリカ人のように我慢できない人と思われることもない。

もちろん太るということには、それぞれ様々な事情があると思うので、一概にこれを非難することは出来ないが、可能であれば少しでも体重を気にして、食事を減らすなどの努力をした方が良いのではないか、と思う次第だ。