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福島に行ってきました!
マイク丹治の「グローバル・アイ」
福島に行ってきました!
セールスジャパンという、中小企業・ベンチャー企業向けの営業代行・販路開拓の会社で会長を務める傍ら、いくつかの会社の顧問に就任しており、更に政策シンクタンク・構想日本で政策提言を行っています。
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今週はちょっと一日遅れです。
この週末福島に行ってきました。両親が中通り出身なので、皆無事ではありますが、沢山親族がいるので、ご機嫌伺いです。
まず、福島市内は基本的に全く問題なし。それどころか、今朝南相馬へ行ってきましたが、特に地震で倒壊しているものは目立ちませんでした。あくまで福島まで行くと沿海部は津波が中心です。小高い丘に囲まれた2-3キロ四方の海岸線が、全く何も残っていなかったのが、印象的です。
昨晩伯父に会いましたが、彼は県庁に勤めていた関係で被災後もあちこち見に行っているようでした。やはり原発は心配なようです。彼の弟は東電にいますが、二男は東電の関係会社にいて原発処理で現場に行ったそうです。マスクなし、紙のコートで外部電源の接続をしていたようで、父親たる伯父は関係者に対して怒り狂っていました。外様の作業員は階段で寝ているそうです。
原発周辺も見てきました。驚くべきことに幹線道路には警察がいて、通行を規制していましたが、沢山脇道があり5キロ圏内では結構車が走っていました。さすがに2キロくらいになるとあまり動きはありませんでしたが。一つ気付いたのは、原発周辺の道路の状況です。多少地理的に起伏があることや、そもそも人がいないので補修もしていないからということはあると思いますが、それにしても亀裂と段差が目立ちました。車での通行はとても危険で、一台車が亀裂に嵌って乗り捨てられていました。南相馬では、あまりこのようなことが周辺で目立たなかったので、原発周辺地域の特性かもしれません。とすると、原発については津波以外の影響も心配になります。
いずれにしても原発周辺は家や車がそのまま放置されていて、人だけがいないというちょっと不思議な状況でした。桜並木があり、つぼみを膨らませているところで、何とも言えない気持ちになりました。時々犬がいて、車が近付くと飼い主かと思って寄ってきて、違うと気付き後ずさりする様子は、とても可哀そうでした。