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マスコミ関係者の特別扱いを止めよう!
マイク丹治の「グローバル・アイ」
マスコミ関係者の特別扱いを止めよう!
セールスジャパンという、中小企業・ベンチャー企業向けの営業代行・販路開拓の会社で会長を務める傍ら、いくつかの会社の顧問に就任しており、更に政策シンクタンク・構想日本で政策提言を行っています。
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このところ週末も含めてかなり詰まっているので、今週は遅くなったが、とりあえずつまらない話題を一つ。
何とか言う、ニュースキャスターが、突如降板しヨットで太平洋横断をするということで、当該局のみならず、雑誌メディアなどでも取り上げられている。
筆者自身は、直接存じ上げているわけでもないし、またこの件の背景を十分に知っているわけでもないので、誤解があるかもしれないが、要はある会社で相応に厚遇を受けていた職員が、ある日突然止める、好き勝手な人生を送ると言ったところ、これを会社や関係者が更に後押しするような状況になっているというのが、感じられるところだ。
キャスターとしても、そんなに何度も拝見したわけではないが、さほど能力が高いとも思えず、知識や知能のレベルも決して高いとは思われない一人の人間が、たまたまキャスターと言うポジションにいるだけで、芸能人バリの扱いを受け、相当な処遇を得ているのだろうと思っている。
もちろん休む暇などはないのかもしれないが、常にハイヤーが送り迎えし、普通のサラリーマンでは得られない収入を得ているはずだ。それが、ある日会社を裏切るのに、これをまた仲間内で取り上げて後押しするなどという甘いことは、通常のビジネスの世界ではあり得ない。
そもそも太平洋を横断するヨットなど通常の勤め人では手に入るわけでもなく、もともと高給で持っておられたのか、或いはそもそもこのプロジェクト自体局との合意のもとにすべてセットされている、つまり経費はすべて局側が負担しているものなのか、いずれにしても明らかに常識に反する事態が進んでいる。
これは、もちろん所謂局の人間などのマスコミの世界だけでなく、お笑いやタレント、芸能界も同じで、だからこそ麻薬疑惑で世間を騒がした女優が、当たり前のような顔をして復帰するという非常識なことも頻繁に起こっている。
そして、このようなおかしな人たちの特権的な生活を支えるために、大企業は多額の広告料を支払い、結果として我々庶民は高い車、高い薬など、そのつけを払わされているのだ。そろそろこんなおかしな事態を解消するために、まともな報道も出来ないテレビ局などは廃止してはどうか?