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SEO戦略とSEM戦略の統合

SEO戦略とSEM戦略の統合

石嶋 洋平

株式会社ミスターフュージョン代表取締役 Webプロデューサー。若手No.1Webプロデューサーとの呼び声も高い。宣言会議でソーシャルメディア×スマートフォンについて連載中。2011年に書籍出版予定

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気になった英語の記事を日本語で紹介しています。

Matt Lawson Jan 28 2011http://mashable.com/2011/06/27/seo-sem-tips/

 

 

海外でも広告担当者はサーチエンジンマーケティング(SEM)とサーチエンジンオプティマイゼーション(SEO)を別々に行っている。

 

SEMチームはコンバージョンを最大化するために日々の単価調整、キャンペーン構成やPDCAサイト解析、それにキーワード運用に力を、SEOチームはオーガニックサーチ結果を最適化するためにリンク構造の見直し、ページ最適化に注力してきました。

 

しかし、今日SEMSEOはまったくの別分野ではなく、同じコインの裏と表だと主張するマーケターが増えてきています。

 

SEMのチーム内で、SEMSEOを同じメンバーで行う事により

最適化のスピード早める取り組みをしていく事が重要。

 

正しく運用されるとコンバージョンレートやシェアオブボイス(SOV)の増加を促す。リスティング広告運用による見識の広がりは、SEO主導のマーケティングに影響を与え、自然サーチクエリとクリックパスデータはキーワードの入札戦略を補助することができます。

 

しかし、どうすればSEMSEOチームが共闘し結果を改善し、サーチマーケティングに対する投資収益率を上げ、コンバージョンを押し上げていけるのでしょうか?

 

ここにSEMSEO戦略を一体化するための一歩を踏み出す為の3つのステップを紹介します。

 

1:キーワードの重なっている部分を検証する。

SEOSEM統合するための最初のステップは両プログラムの重なっている部分、重ならない部分、重なるべき部分を特定することです。リスティング広告はトップランキングの自然サーチ結果無しでは成功しません。

そこであなたは解析ツールを用いてどのキーワードがSEMSEO両サイドで効果的に運用されているのか、そしてどれが一方のみでうまくいっているのかを把握する必要があります。

 

SEMチームとSEOチームが個々に活動している場合、大量のキーワードが片方でしかトラフィックを生んでいないという事が度々あります。もし、そういったキーワードを見つけた場合は最大限に利用したほうがよいでしょう

 

例を上げると、もしリスティング広告でのみトラフィックを生み出しているキーワードがある場合、そのキーワードでオーガニックサーチの効果を改善できる可能性があります。

 

逆にもしあなたの会社が自然検索により売り上げを上げていて、尚且つそれがリスティング広告で使用しているキーワードにまったく当てはまらない場合、そこでには広告を広げ更なる売り上げをあげられるチャンスがあります。

 

しかしながら、膨大な量にのぼる両プログラムのキーワードを全て比べる事はどんなに優秀な解析ツールを使ったとしても不可能といえるでしょう。

 

そこでマネジメントバイエクセプション法を使う事が重要になってきます。まず最初により多くの量、コンバージョンを集めるクエリーを特定します。重要なクエリーを特定し終えたら次はそれがどう機能するのかを評価します。

 

2:ペイドクリック率を計る

SEOSEMのクリックシェアを測る事は穴や共通部分を探し出す事においてインプレッション数やクリック、コンバージョンを比較するより有効的です。使用するツールより異なりますがこのマトリックスを導くにはいくつかの方法があります。普遍化して述べるとSEMSEOのロウサーチクエリーをマッチして、トータルクリックを合計します、そしてペイドクリックを合計のパーセントとして計算します。

 

このペイドクリック率は広告者が素早くSEOSEMにおける穴を発見するのを容易にします。例を挙げると、75%を越えるペイドクリック率は売り上げを上げているリスティングの出稿キーワードでSEOではうまくいっていない事をあらわしています。

 

検索者はクリック広告よりもオーガニックサーチ結果をクリックしがちな為、オーガニック検索で0クリックのキーワードでは結果が最初のページにでることはありません。

 

これらのキーワードを売り上げインパクト順に整理することによって作成されたランク付けされたキーワードのリストを照らし合わせる事でより効率的にSEOプロジェクトを優先化させることができます。

 

最後に過程で作成されたリポートをSEMキャンペーンに追加したり再調整するキーワードを特定するためにも使えます。

 

3:洗練、レビュー、リポート

SEOSEMチームが協力しているとき、マーケターは最大限の利益を両チームから得ることができる。上記の方法を使用しキャンペーンの穴を特定し全体的なパフォーマンスを向上できます。

しかしSEO,SEMプロジェクトはワンオフプロジェクトではありません。

 

ウェブサイト、広告プログラムは日々変化していきます。そしてこの分析は定期的に行う必要があります。もしもあなたの会社がSEMSEO部門を持つほど大きいのなら定期的にミーティングを開催して、両チームの関係を良好に保つ事が重要です。

 

だそうです。

この検証方法もSEOSEM戦略時に提案に入れられますね。

 

以上です。