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プライド
»2011年10月19日
変なホームページ屋が書いた仕事が楽しくなる話
プライド
株式会社ミスターフュージョン代表取締役 Webプロデューサー。若手No.1Webプロデューサーとの呼び声も高い。宣言会議でソーシャルメディア×スマートフォンについて連載中。2011年に書籍出版予定
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多くの人とコミュニケーションを取る中で、よく「もったいないな」と感じることがあります。
それは、変に高いプライドを持った人と、お話をしたときです。
私の中で、プライドとは成長における障壁であるという考えがあります。
プライドがあることで、本来成長の場であるハズの事象を、自ら回避してしまっているとさえ思います。
このことは、全ての人に言えることはないでしょうか。
プライドが高いということは、言い換えれば「素直じゃない」とも受け取れます。
例えば何か自分の行ったことに対して、ダメ出しをされたとしましょう。
そこで素直に「そうですね、分かりました」と言えるかどうか。
単に言葉を発するのではなく、自分の中で真摯に受け止める気持ちが大切です。
プライドの高い人は、そうはいきません。
その場で反論を繰り広げたり、あるいはその場は「はい」と言っておきながら、実は聞く耳を持ってすらいない。
それでは、外から何かを吸収することなどできるハズがありません。
知らないことを、教えてもらう。
足りなかったことについて、指摘を受ける。
これこそが成長の機会であり、素直に聞き入れられなければ、学びも改善もないでしょう。
完璧な人間なんて、私はありえないと思います。
少なくとも社会は進歩していくのですから、「知らないこと」はどんどん増えていきます。
プライドを捨て、外に対して素直な気持ちを持てたとき、人はどこまでも成長していけるのではないでしょうか。
こう聞くと、「私って、確かにプライド高いかも」と、心当たりのある方もいらっしゃるでしょう。
では、どうすればプライドを捨てられるのか。
私はとにかくチャレンジして、失敗して、恥をかけば良いと思っています。
なぜなら恥をかいたときにこそ、完璧ではない自分を意識することができますし、プライドが顔を覗かせるからです。
そこで自分にプライドがあることを意識して、「素直に」心をコントロールすること。
そうすれば、きっとこれまで以上のスピードで成長していけるでしょう。
少なくとも私は、プライドなんて持ちません。
全てのことに学びがあり、素晴らしい成長の機会に巡り会えているのだと思っています。
そうすると、なんだか毎日が素晴らしく感じます。