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マイナスの波動
»2011年10月20日
変なホームページ屋が書いた仕事が楽しくなる話
マイナスの波動
株式会社ミスターフュージョン代表取締役 Webプロデューサー。若手No.1Webプロデューサーとの呼び声も高い。宣言会議でソーシャルメディア×スマートフォンについて連載中。2011年に書籍出版予定
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電車にのっているとたまに「むっ?」と思うことがあります。
それは、会社や社長の愚痴ばかりを口にする集団です。
「うちの会社は○○だから、ダメなんだ」
「社長は○○だ。だから良くならない」
など・・・
特にこういったことを、幹部クラスの社員が言っていたらどうでしょう。
私なら、いわゆる「ダメ幹部」のレッテルを貼ってしまいます。
もちろん、愚痴を言われるような組織であることは、経営者として反省すべきかもしれません。
教育や人事制度、あるいは会社全体の成長については、会社に責任があります。
しかし、そもそもその会社を選んだのは、誰なのか。
新卒であれ中途であれ、あるいはアルバイトであっても、数多くある企業の中で選んだのは、自分自身です。
結局のところ、その会社を選んだ自分がダメなんだ・・・と言っているのと、同じことだと分かっているのでしょうか。
会社は、自社の力になる存在として採用を行い、社員は採用されるにあたり、会社の成長に向けて最大限の努力を行う責任があります。
全て会社や社長のせいだと言い放つのは、結局のところ責任放棄だと思うのです。
これは何も私が社長をしているからではなく、社会人として考えていることです。
そして幹部の愚痴を聞いた部下は、その影響を受けていく。
会社をマイナスにしか見なくなり、いつしかそういう風土が社内に蔓延してしまいます。
すると最終的には、自分達の手で会社をどんどん悪い方向へと誘ってしまうのです。
不満は、些細な事からでも生まれてしまうでしょう。
愚痴をこぼしたい、その気持ちは分からないこともありません。
しかし会社に属する者、とくに幹部として牽引している身であれば尚更、言動・行動には責任の所在を良く考えてほしいと思います。
誰もが主体となって、もし会社に悪いところがあるなら、改善しようとする。
不満があるなら、どうぞ社長に直談判してきてほしい。
そして納得させてほしい。すぐに決断して会社を良くしていく。
私は、そんなフラットな組織を作り上げていきたいと思います。
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