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顧客、お客、カスタマー、クライアント、神様...

»2010年10月29日
mushatter武士道ブログ

顧客、お客、カスタマー、クライアント、神様...

武者 慶佑

1982年生まれ 宮城県仙台市出身 株式会社シェアコト / サブカルプランナー 一般企業のプロモーションとアニメを掛け合わせた企画を専門で作っています。 過去実施クライアント様 ドコモ様、ローソン様、マイクロソフト様、GMOインターネット様、など大手企業様の企画を中心に企画を実施。 アニメ活用マーケティングを数字とフレームワーク理解するNED(TEDのパクリ)なども実施。

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2010y10m28d_153525631.jpgQ:皆さんはお客様のことをどのように呼びますか?

顧客、お客、カスタマー、クライアント、神様...いろいろな呼び方がありますね。

私は「お客様」と呼びます。

最近、私は、「お客様の呼び方が決まっているかどうか」で、
結果が非常に大きく変わってくるのではいかと思っています。

企業活動においてお客様は不可欠です。
お客様第一を掲げている企業も多いことでしょう。
とすると、そのお客様のことを会議なり、頭の中なり、
考えるときにどう呼んでいるか、
これにより考える始点が違うのだと思うわけです。

「客」と呼んでしまうと、どうしても下位にみた思考になり、
活動の優先度も後回しになりそうです。

一方で「お客様」と無理にでも呼んでいると
始点の姿勢はがどうしても穏和なものになってしまいます。

丁寧語の主語にキタナイ述語をつけると
違和感がある感覚と一緒です。



そう考えると、「お客様のことをどのように呼んでいるか」
結果が変わってくるというのはイメージができる気がしませんか?



さらに踏み込んで考えてみましょう。

セブン&アイでは、「お客様のために」という発言を禁じているそうです。
「お客様の立場で」と発言しなくてはならないとのこと。

こうすることで発想が自分達スタートではなく、
お客様の視点でのスタートになるからです。

東京海上日動あんしん生命に勤める友人が言っていたのですが、
そこでは「お客様の保証をお預かりする」と言うそうです。
「お客様から契約を取った」ではダメなんですね。

このように、お客様に続く結びの部分までをコトバにして
企業に根付かせている会社もある訳です。
おそらくこのような企業の活動はブレにくく、
ブランドの浸透にもなっていくことでしょう。

コトバ一つ取っても、深く考えることで
日々の自分の仕事の意識の仕方が変わってきますね。