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価値観探しはコンサルティング?

»2010年11月26日
mushatter武士道ブログ

価値観探しはコンサルティング?

武者 慶佑

1982年生まれ 宮城県仙台市出身 株式会社シェアコト / サブカルプランナー 一般企業のプロモーションとアニメを掛け合わせた企画を専門で作っています。 過去実施クライアント様 ドコモ様、ローソン様、マイクロソフト様、GMOインターネット様、など大手企業様の企画を中心に企画を実施。 アニメ活用マーケティングを数字とフレームワーク理解するNED(TEDのパクリ)なども実施。

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就職活動について僕の考えを徒然と書いていきたいと思います。
ちなみに、僕は2005年に行いました。

今とは時代が違うと片づけられてしまうとそこまでなのですが、
価値観を醸成するという活動は共通するのではないかと思います。

多くの学生さんが就職活動期に「自分の価値観」を探します。
これは生きていれば自ずとわかるというものではないと考えます。

普段、人は無意識的に生きていることが多く、
価値観に基づく判断を都度都度している暇はありません。

しかし、実は腰を据えて一度棚卸をしてみると、
自身の行動特性は見えてくるのではないでしょうか。

そこに隠れている一貫性というものを見つけ、
それを価値観の仮説とし、今度は意識して行動してみる。

そうすることで、就職活動生が陥る情報地獄から価値ある情報が
わかってきます。


価値観探しはコンサルティング?

この思考は今考えてみれば問題解決の仮説思考に似ています。

仮説思考は限りある情報から仮説を立て、
それを証明する情報を演繹的に考えて収集し、
論理性を高めていく方法です。

さて、ただ、就職活動において、自身の価値観というものは
とかく「やりたいこと」と混同されがちです。

しかし、価値観=志=強い意志 と定義するのであれば、
強い意志は主観に基づく「やりたいこと」とは言い切れません。

意志とは、以下のようなものがそろって初めて強いものとなります。

・主語が私である
・行動に意味を持っている
・連続性がある
・他者と区別がつく

・社会的必然性がある


上位4つは自分のことですが、最後の1つについては
自分だけではなく、他者との関係性において生まれます。

この必然性が特に盲点ゆえに重要です。

一般的に就職活動における価値観は自己分析により定まります。

例えば、

「自分にはこんな経験がある、こんな実績がある。ゆえに御社で○○をしたい」

といった具合です。

しかし、自己分析=自社分析とするのであれば、
強い説得力を持つためにはこれだけでは不十分です。

そう、競合分析、市場分析が抜け落ちているのです。
つまり、ここが他者との関係(社会的必然性)です。

自分の意思を強く持つためにはそこに社会的な必然性も
見出す必要があると考えます。

このような就職活動における自己分析の盲点を講座にし、
無料公開しました。よかったら見てみてください。

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