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ハロウィンは「仮装」か「コスプレ」か?融合の可能性を探る
»2014年10月27日
mushatter武士道ブログ
ハロウィンは「仮装」か「コスプレ」か?融合の可能性を探る
1982年生まれ 宮城県仙台市出身 株式会社シェアコト / サブカルプランナー 一般企業のプロモーションとアニメを掛け合わせた企画を専門で作っています。 過去実施クライアント様 ドコモ様、ローソン様、マイクロソフト様、GMOインターネット様、など大手企業様の企画を中心に企画を実施。 アニメ活用マーケティングを数字とフレームワーク理解するNED(TEDのパクリ)なども実施。
当ブログ「mushatter武士道ブログ」は、2015年4月6日から新しいURL「http://blogs.itmedia.co.jp/mushatter/」 に移動しました。引き続きご愛読ください。
■仮装とコスプレの境界線を探す
23日、24日、25日、26日と様々なハロウィンイベントに参加しました。
23日:TokyoOtakuModeのハロウィンパーティ
24日:渋谷にてとあるカルチャー系メディアのパーティ
25日:pixiv祭のレセプション
26日:池袋のコスプレハロウィンと六本木の東京国際映画祭in世界コスプレサミット
渋谷、池袋、六本木といった地域性と、形式(街頭パレード系、クラブ系、アニメイベント)、主催元の立てつけによってハロウィンは仮装とコスプレの分岐点にあるなと感じました。
なんとなく地域性と形式を整理してまとめてみるとこんなイメージです。
■下地を支える日常コスプレイヤー
この期間の「仮装」と「コスプレ」をTwitterで見てみると、まだ、「仮装」の方が多いことがわかります。しかし、コスプレはそもそものベースが高く、ハロウィンの時期にさらに上がっていることから、元々コスプレを楽しむ人が土台を形成し、一般の人たちがハロウィンシーズンのみコスプレを楽しんでいるとも考察できます。
※参照 Yahoo!リアルタイムサーチ
■Googleトレンドに見る「仮装」と「コスプレ」
さて、そもそも今年だけ見て考えるのもおかしいので、Googleトレンドを調べてみると、こちらはコスプレの方が高い状態なのですね。考察としてはメディアは「仮装」ではなく「コスプレ」という表現を使っている傾向にあるからではないでしょうか?仮装よりもコスプレの方がトラフィックが上がるのではないかと感じています。「○○に美人コスプレイヤー出現!」などは思わず見ちゃいますよねw
さてそれぞれを見ていきますと、仮装はやはりハロウィンのシーズンにドンと上がります。さらに2012年からはその勢いが増したようにも感じます。なんとなくTwitterやFacebookといったソーシャルメディアの台頭による影響ではないでしょうか。
そしてコスプレはハロウィン時期だけでなく、コミケや世界コスプレサミットなどのときにも検索の山ができていました。しかし、2013年からはハロウィンの時期に最も高い山ができるといった状態になっており、これも一般層がハロウィン=コスプレということで流れ込んできたものと考えます。
※参照 Googleトレンド
■仮装とコスプレの融合
TwitterやGoogleトレンドのグラフを見ると、「コスプレ」が「仮装」を抜く時代は数年以内にやってくるのでは?と思います。それはアニメファンの増加やメディアの後押しであったりだと思うのですが、本ブログの一番最初に書いた、地域特性の融合とイベント主催者の意向がポイントになると思います。
コスプレ=アニメファン=オタクのイメージは普通にあります。
しかし、ハロウィンのときだけはオシャレにコスプレが一般層にも浸透している。この非日常性を日常に変えることで、僕としては
非日常コスプレ→日常コスプレ→アニメへの興味にチェーンを組みなおして転換できればと思います。
しかし、ハロウィンのときだけはオシャレにコスプレが一般層にも浸透している。この非日常性を日常に変えることで、僕としては
非日常コスプレ→日常コスプレ→アニメへの興味にチェーンを組みなおして転換できればと思います。
そんな狙いを持ったイベントが増えてくれるといいなと思って期待しております。もしくは一緒に考えましょう!