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不思議なもので、音楽の練習の時に野球が気になり、野球の試合の時は音楽が気になる
理系博士研究者の一人が考えるビジネスマインドと実践例
不思議なもので、音楽の練習の時に野球が気になり、野球の試合の時は音楽が気になる
ポスドク&非常勤講師生活を経て、私立大学の教育・研究職に従事する一方でポスドク時代に不動産投資を開始。職場の行き帰りの生活だけでは極めて危ういことを知るに至り、現在は会社・社会・国に過度に依存しない生き方を少しずつ実践中。
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不思議なもので、音楽の練習の時に野球が気になり、野球の試合の時は音楽が気になる
現在取り組んでいる趣味はいくつかあるのですが、
比較的熱心にというか機会が多いのが、オーケストラと野球です。
これは、しょっちゅうというわけではありませんが、
タイトルのように、オーケストラの練習の時に野球のことが気になり、
野球の試合の最中にオーケストラのことが気になってしまうことが時々あります。
皆さんもいざ、仕事や勉強をしようとおもって、
机に向かうと何となく他のことが気になってしまうことや、
逆に、仕事も勉強もできないような状況で、
例えば、満員電車の中とか、歩いている時など、
ふとした瞬間に何かアイディアが浮かんだり、
あれをやろうこれをやろうといった、
思ってもみなかったことがふと頭に浮かんだりすることはないでしょうか。
集中力がないという結論も正しいような気もします。
ただ、これは自発的に客観性が動き出していると考えられないでしょうか。
先日のブログで、今年のノーベル化学賞の根岸先生の講演について、書かせていただきましたが、
根岸先生に限らず、外国へ行けっていう方は多いように思います。
私も十数回外国へ行ったことがあります。
そのうちの1回だけが観光で、それ以外の全てが仕事でいったのですが、
日本の良いところ、悪いところが色々と見えてくるものです。
ホームシックにはなりませんが、数週間とかそこそこ長くいると、日本食はやはり恋しくなって、
2000円とか払って、日本食屋で、きつねうどん などを食べてしまう始末です(笑)。
話がそれましたが、複数のことをやってみると、
もう一方のことを、今取り組んでいることを基準として、
客観的に見ることができる という作用があるようです。
上記の例では、音楽という基準から野球を眺めてみる、
野球という基準から音楽を眺めてみることに対応します。
私が世の中のこと、色々と興味が持てるようになったのは、
不動産に出会ってからで、転職、特に全く異業種へ転職すると、
その業界特有の変な文化だなと感じる部分や、
この点は、元の業界の方が優れているなということによく気がつきそうですね。
単純に、井の中の蛙ということかもしれませんが、
時として、気が散るという自発的な行為は、悪いことばかりではなく、
もしかしたら、客観的に他の分野を自分が眺めようとしている瞬間なのかもしれません。
気が散って、他のことを考えても差し支えのない状況であれば、
思い切って、別のことを考えてしまってもいいかもしれませんね。
ということで、
ジュディーオングさんの歌の「魅せられて」の歌詞に出てくる、
「好きな男の腕のなかでも、違う男の夢を見る」
というのは、必然かもしれませんね(笑)。
人間というのは、常に変化(微分)を求めている動物なのでしょう。