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「殿の倍返し」なるか?!
理系博士研究者の一人が考えるビジネスマインドと実践例
「殿の倍返し」なるか?!
ポスドク&非常勤講師生活を経て、私立大学の教育・研究職に従事する一方でポスドク時代に不動産投資を開始。職場の行き帰りの生活だけでは極めて危ういことを知るに至り、現在は会社・社会・国に過度に依存しない生き方を少しずつ実践中。
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2014年2月の都知事選(2月9日投開票)の候補者が出揃ったようです。
猪瀬直樹さんはご承知の通り、5千万円の件をきっかけに、都知事を辞職されました。元首相の細川護煕さんも立候補さているようですが、細川さんといえば、かつて佐川急便からの1億円の借り入れの件をきっかけに首相を辞任されました。
つまり、5千万円で失脚されられる地位に1億円で失脚した方が挑戦するという構図です。「殿の倍返し」とでもいうべきでしょうか。同じような言い回しは「姫の虎退治」や「鶴の恩返し」ですね。
自分の周りもそうですが、猪瀬さんがあんなことになってしまったとはいえ、都知事として支持されている方は少なくないようですので、都議会の正規の時間を使って、本来議論すべきことを放ったらかして、行われた執拗な追及劇を支持する方が多いのか少ないのかはわかりませんが、その結果は次回の都議会選挙で、現職の議員がどれくらい当選するかで、今回の一連の都議会の動きが支持されたことだったのかをはかる一つの目安になるかもしれません。
都知事選の争点が小泉さんの登場で「原発」に傾きつつあるようにも見えます。報道も小泉・細川の動きに注目し、もう一人の有力な候補者の舛添要一さんの報道は相対的に少ないようにも思えます。原発問題は数ある争点の一つにはなるかもしれませんが、国全体の問題であり、都知事選の争点の中心になるというのは考えにくいことなので、有権者の一人として、しっかり考えて、一票を投じたいと考えております。投票率にも注目したいところです。
平成元年以降の都知事選の投票率を見ますと、51.56、50.67、57.87、44.94、54.35、57.80、62.60となっていますので、前回の62.60%を超えるかどうかが注目度の一つの目安になりそうです。
(以下、最近のAll About NewsDig・永松和洋のブログの
Yahoo!ネタりか、ライブドアニュース等への転載分です)
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