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ビジネスの種の宝庫
理系博士研究者の一人が考えるビジネスマインドと実践例
ビジネスの種の宝庫
ポスドク&非常勤講師生活を経て、私立大学の教育・研究職に従事する一方でポスドク時代に不動産投資を開始。職場の行き帰りの生活だけでは極めて危ういことを知るに至り、現在は会社・社会・国に過度に依存しない生き方を少しずつ実践中。
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ビジネスの種の宝庫、日本科学未来館はそういう所だと思います。
最先端の科学とは、ある意味、0→1の話ですね。
その1が10になり、100になり、1000になり、徐々に我々の生活の役に立つレベルになっていきます。
未来館にお越しのお客様によく聞かれることの一つが、
「一体、何の役に立つのですか?」という質問です。
何の役に立つのかがわかってしまっているモノというのは、既に誰かが製品にしたり、ビジネスにしてしまっているかもしれませんね。
一方で、何の役に立つのかがわかっていないモノは、それはまだビジネスの種がそれ以前の状態にあるモノを指すわけで、これから、「何かの役に立つ」こと自身を考えた人がビジネスにすれば、巨万の富を生むかもしれないという大きな可能性を示唆していることになるでしょう。
逆に言い換えると、何の役に立つのか簡単にわかってしまうようなモノは、既成概念にとらわれたモノであり、さほど優れたモノとは言えない場合もあるということです。
そういう目で、未来館の展示をご覧いただいたり、体験型のプログラムに参加いただけると、また違った角度で未来館を眺めていただけるのではと思っております。
何の役に立つかわからない = ビジネスチャンスが眠っている
と言えるのではないでしょうか。
但し、日の目を見るまでに、場合によっては長い時間がかかるかもしれません。多くの可能性のうちの一つとして考えていただければよいと思います。
多くの科学的発見・発明は、その当時の人々にとっては、つまらない、何の役にも立たないもの と映っていたようですが、今日、我々がその多くの恩恵に与っていることは言うまでもありません。
イギリスの物理学者のファラデーが
電気と磁気に関する実験をしていたところ、
「何の役に立つのですか?」 と批判した人に対して、
「生まれたばかりの赤ん坊が何の役に立つのですか?」
と言い返したというエピソードが残っています。
エジソンが電球の発明をしていなければ、我々は未だに、
ろうそく生活か、ランプ生活だったかもしれませんね。
LEDなんて、夢のまた夢だったかもしれません。
エジソンの行為も当時の人々には理解できなかったようですね。
行き詰った時や、何かきっかけをつかみたい時など、
単純に社会科見学的な要素以外のモノを提供してくれるのが、
日本科学未来館だと思います。
ボランティア活動を通して、私自身、多くの恩恵に与っているのも事実ですね。
ボランティア活動を通して、私自身、多くの恩恵に与っているのも事実ですね。