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日本文化の海外発信 「篠笛」

日本文化の海外発信 「篠笛」

Tokyo Kanpai Summit

乾杯で日本と世界を繋ぐ国際交流SNS。4名のスタートアップ創業メンバーで運営中。「日本人の英会話力アップ」「外国人への情報発信」「インバウンド観光による地域経済活性化」をキーワードに日々奮闘中。

当ブログ「スタートアップ視点の英会話とインバウンド」は、2015年4月6日から新しいURL「​http://blogs.itmedia.co.jp/tokyo_kanpai_summit/」 に移動しました。引き続きご愛読ください。


みなさん、こんにちは。Tokyo Kanpai Summitの久田です。

本日は、Tokyo Kanpai Summitが目指すことの1つである、『日本文化の海外発信』をテーマに書いていきたいと思います。

 

みなさんは、『篠笛』というものをご存知でしょうか?

篠笛は、日本の伝統芸能やお祭りの際に使用される横笛の一種です。

和太鼓や三味線と共に用いられることが多く、祭囃子(まつりばやし)、神楽、獅子舞といった祭礼音楽や、伝統芸能の舞台音楽を演奏する際に使用されるものだそうです。

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先日、この篠笛職人の『篠笛和康』さんの工房にお邪魔してきましたので、その時の様子をご紹介します。

 

『篠笛和康』 田中さん

50歳で会社員を退職し、10歳の時から地元品川宿の商店街で慣れ親しんで来た篠笛づくりを本格的に開始。お客さんの息遣いや口唇の厚みなどを考慮し、ひとつひとつ手作業でチューニングを施して仕上げるそうです。今では国内外の著名な篠笛奏者の方からも問い合わせが殺到しており、最近ではカナダからも、お客さんが買い付けにいらしたとのことです。

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『篠笛和康』の工房の様子。

この工房だけで2000本以上の篠笛が保管されており、倉庫にはさらに倍以上の数があるそうです。素材は毎年田中さん自ら千葉の山に収集に行き、それを数年間乾燥させてはじめて篠笛の素材が出来上がります。その過程で半数以上は乾燥で割れてしまうそうで、素材選びから完成までの長い年月と丹精を込めた作業で篠笛が完成しています。

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完成品の篠笛。

丁寧な調律と、美しい塗装で仕上げられています。

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私たちTokyo Kanpai Summitは、『訪日外国人旅行者と日本人英語学習者を繋ぐことによる、日本文化の海外発信』を目指してサービスを運営しています。

 

『篠笛和康』さんのような素晴らしい日本の伝統文化を、世界に発信して下さる方にも是非本サービスをご利用頂きたいと思っています。こうした伝統的な日本文化に触れる外国人の方が、少しでも多くなると嬉しいですね!

 

さて、七夕の季節ですね。東京は雨模様ですが、篠笛のお囃子が似合う季節になりました。この夏のお祭りでは、篠笛や和太鼓といった日本の伝統楽器に目を向けてみてはいかがでしょう?

 

それでは今日はこのへんで。

Cheers!

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『篠笛和康』さんについてはこちらから。

http://www.bamboo-wako.com/index.html

Tokyo Kanpai Summitについてはこちらから。

https://www.facebook.com/tokyokanpaisummit