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収支シミュレーションで、粗々の数字を捉える。

収支シミュレーションで、粗々の数字を捉える。

赤秀 有為

慶應義塾大学 環境情報学部卒。IBM/Sun/PwC社にて、コンサルタント職を歴任。現在、エフィジェント社の代表コンサルタントとして、大手企業を中心に、新規事業企画・立ち上げを推進支援。

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ビジネスとして、新規事業を立ち上げるのであれば、数字を捉える事が重要。
もちろん、粗々の予測で良くて、一般的には、月間 or 年間の 収入額、支出額、収支額 など。収支額は、通常、粗利 or 営業利益 を求めることになる。

●収支シミュレーションをやってみる。
前回は、「誰に売れるか?」を具体的にイメージする。といった内容だった。
ここら辺が、ある程度イメージできる様であれば、ぜひ 収支シミュレーションをやって頂きたい。
収支シミュレーションというと、会計の領域で、生理的に拒否反応を示す人が ほんと多い。
しかし、(ここでは、具体的なやり方は割愛するが)そんなに難しいものでもない。
必要があれば参考書籍などを見ながら、ぜひ一度取り組んでもらいたい。

●収支シミュレーションで気づきを得る。
収支シミュレーションをやると、もちろん粗々の予測数字なのだが、何かしらの気づきが得られる事が多い。
頭でわかっている様でも、実際具体的に紙に落とすと、見えてなかった色々な事が炙り出される。
我々の新規事業は、100万円の利益を追い求めているのか、100億円の利益を追い求めているのか。
よくあるケースとしては、支出を積み上げると 予想以上に膨らんで、思っていた以上に儲けが出ない。細かく追っていくと、意外に支出項目って多いんだよね。「売れば売るほど、赤字になるじゃん。」というケースもよくある。

●早い段階でリソースの最適配分を!
こういった粗々の数字をなるべく早いうちに捉える事が重要である。
なぜなら、新規事業に携わる人も時間も有限なので、ビジネスとしては、そのリソースを最適配分すべき。
そもそも赤字事業を立ち上げる為に、リソースを割いても意味がないので。。。

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新事業推進社 エフィジェント 赤秀有為
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