決算発表が続々と行なわれ、な・な・なんと明日は830数社の決算が発表されるそうです。いちいち追っていられないのですが、決算動向に敏感に反応することも多いので注意が必要です。

でも・・・、株式市場の取引時間中に発表されるときなどは「要注意！」です。「決算が出ればとりあえず買う」と言うような人がいて、決算が良くても悪くてもすぐにその株を買うのです。すると「あっ！今発表された決算はと～っても良い決算なんだ！だから買いが入ったんだ、私も買おう！！」と言うような買いが入ることもあるのです。そうしたあわてんぼうのうっかりさんが多いと先に買った人よりも数円高く買うことになり、決算数字が良くても悪くても、先に買った人の売りをあとから、うっかりさんが買うことになってしまうのです。

買った途端にすぐ上がったりして喜ぼうと思うとそこが高値になって、そのままずるずると買値を下回ってしまう、などと言うこともあるのです。ですから、決算発表に反応する！などと思わずにのんびりと決算の状況を把握して、そうした目先的にばたばたと売り買いをする人達はほうおって置いて、しっかりと買うタイミングを測った方が良いと思います。

巷で流行っている本などには「毎日が給料日」などと言う文句が買いてありますが、そうした優雅な生活を送っているひとなど何万人に一人、本当に「特殊な」人達だと思った方が良いと思います。

まぁ、株式市場が無くなるわけでも、会社が無くなるわけでもないので、なぁ～んにもあせる必要はない！と言うことです。