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朝型にチェンジして感じた、メリット・デメリット
»2012年11月 6日
本当は面白い、BtoBソフトウェアベンダー生活記
朝型にチェンジして感じた、メリット・デメリット
コラボリズム株式会社 代表取締役で文系プログラマー。超朝型へのスイッチで、仕事と家庭の両立を目指す二児の父。
当ブログ「本当は面白い、BtoBソフトウェアベンダー生活記」は、2015年4月6日から新しいURL「http://blogs.itmedia.co.jp/collaborism/」 に移動しました。引き続きご愛読ください。
オフィスの近くに自宅があった頃は、毎日深夜まで起きていて、朝は8:00過ぎに起床。「とくダネ!」の前説を見ながらバタバタ準備して出社するみたいな、遅めのせわしない始動をしていたのですが、引っ越して電車通勤になってからは、夜11時には寝て朝4:30に起きるという生活スタイルに切り替えています。
この生活も二年近くになって安定して来たので、チェンジして感じた朝型のメリットとデメリット等、まとめておく事にします。
朝型のメリット
出張に強くなる
こちら関西在住なので、朝10:00から新宿で打ち合わせがあるとすると、9:30より前には東京に着いておかないといけません。自宅から大阪までは50分くらいかかるので、その場合5時台に出発する事になりますが、むしろいつもの電車よりも一本遅れくらいの時間なので、余裕を持って出張のスケジュールを組む事ができます。
誰もいない世界
家を出発すると誰もいない世界が広がっています。道の真ん中を歩いていても誰にも文句は言われませんし、小さい声であれば何が叫んでも大丈夫です。「この世は俺のものだ!」とか。
また、初夏から夏にかけての朝、車の通らない静かな道を歩きながら、季節の移り変わりを感じるのは、非常に清々しい、幸せな時間となります。
子供に会える。
朝早く出発する事で、早めに仕事を切り上げて帰る事ができます。そうすると、子供が起きている時間に帰れます。邪念の(まだ)無い子どもがはしゃぎ回る様をみていると、明日への活力が湧いてきます。
電車が混まない
空いている電車はリムジンのように快適です。口を開けて寝ていたとしても、主に自分とどっこいかそれ以上のおじさんしか乗っていないので、あんまり恥ずかしくありません。
未来の為の仕事
朝の時間は電話がかかってこないので、集中して考えなければならない仕事にぴったりです。僕の場合は、この時間になるべく「未来の為の仕事」をするようにしています。一日3時間未来の為の仕事ができれば、月に60時間、年間720時間を成長のためのタスクに割り当てられます。これは経営者にとっては大変有益な事です。
定時以降の時間をこれに当てても良いと思いますが、それまでの仕事を引きずりがちな定時以降より、リセットしてスタートする朝の方が、個人的には未来の事を考えるのに適しているように思います。
デメリット
今日中にしなければならない仕事への対応
「今日中に提出」という仕事が「明日の朝、お客さんが出社するまで」を意味する事は往々にしてある事です。それを今日中にやらずに「明日の朝しよう」とするのはちょっと勇気がいります。朝起きれなかった場合は期限切れになるからです。
最近は起きれない事はまず無いので、あんまり困りませんが、本来は、そもそも仕事がこのようなギリギリの期限にならないように、日頃からタイムマネジメントをしっかりしておくべきなのでしょう。
それでも突発的な事象は起こり得るので、その時は頑張ってやっつけます。
いつも早く帰る人みたいに見える
僕は6:00に出社しているので、定時に帰っても通常より2~3時間程超過勤務を行なっている事になります。そのため、仕事が過密な状態にある時も比較的早い時間に帰っているのですが、もしかするとお客さんからは「いつも早く帰ってるな」と思われているかも知れません。
寒い
朝が真っ暗になり、冷たい風に手がかじかみだすと、寒いという事の厳しさを思い出します。朝5時頃ってめちゃくちゃ寒いのです。ミニカイロを大量に買い込み、毎日背中に2箇所貼って出勤する季節がやってきます。
夜に弱くなる
飲み会とかで夜10時を過ぎるとテンションが落ちてきます。普段は11時までにはほぼ寝ているので、その辺りで意識が朦朧として来るのです。10時過ぎにテンションが落ちている僕を見かけたら、暖かく見守ってあげてください。11時半くらいには(多分)復活します。
以上、僕が感じた朝型にチェンジするメリット、デメリットでした。
個人的には、朝型になってからの方が仕事の効率も良くなった気がしていて、これが本来の自分の生活リズムだったのでは、と感じています。
朝型へのチェンジをお考えの方に、何か参考になる部分があれば幸いです。