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Amazonの段ボールが商品と比べて大き過ぎるワケ

Amazonの段ボールが商品と比べて大き過ぎるワケ

藤 優之

福岡県出身、1977年生まれ。横浜国立大学卒業後、上場会社の経営企画室長を経てトーマツコンサルティング(現デロイトトーマツコンサルティング)に勤務。幅広い業界に対し、新規事業立案・実行支援、事業再建、M&A等多数のプロジェクトを経験。Facebook http://www.facebook.com/MasayukiTou twitterID:@MasayukiTou

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amazon01.jpgダンボールの山、ヤマ、やま

Amazonでちょいちょい購入しています。

お店に行く時間がないときには便利ですし、実際の店舗よりも安く買えたりすることも多いので、なかなかAmazon依存から抜け出せなかったりします(^^;

amazon02.jpg出典:https://twitter.com/howl0904/status/278789291256193024

これはちょっと極端な例ですが、たった一つの小さな商品なのになんでこんなに大きな段ボールで送ってくるのかな?と思うことも多々あったり。

なぜムダに大きな段ボールで送ってくるのか?その理由を考えてみます。


そもそもAmazonのサービスは何かというと、
 1 多種多様な商品を
 2 大量に
 3 (できるだけ)早く
 4 安全に
 5 届ける
ことです。


Amazonのメリットを考えると、1「多種多様な商品を」、2「大量に」、3「(できるだけ)早く」の条件を満たすには、「段ボールの形を標準化させる」のが良さそうです。

「段ボールの形を標準化させる」と、段ボールそのものを大量に安く仕入れることができます。
標準化により、段ボールの種類も限定できるので、倉庫内での作業も効率化されます。


Amazon利用者のメリットは、3「(できるだけ)早く」、4「安全に」の条件を満たすには、メール便よりも段ボールの方が早く正確に届きますし、段ボールの空間を活かせるため商品の破損も減らせます。

こう考えると、Amazon利用者が段ボールがムダに大きいなぁ、という感覚は、Amazonとしても理解しているけど、しょうがない、ということなんでしょうね。


あとは、段ボールを利用して、いろいろなものを作ったり、段ボール収集に目覚めたりするぐらいでしょうか。
 ↓
アマゾンの箱を全種類めざして集めている斎藤さんの、地味な苦労
http://www.excite.co.jp/News/bit/E1361952059431.html