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「3つの軸」で考えるクセを身につける
何でも日常のことから経営的に考えてみる
「3つの軸」で考えるクセを身につける
福岡県出身、1977年生まれ。横浜国立大学卒業後、上場会社の経営企画室長を経てトーマツコンサルティング(現デロイトトーマツコンサルティング)に勤務。幅広い業界に対し、新規事業立案・実行支援、事業再建、M&A等多数のプロジェクトを経験。Facebook http://www.facebook.com/MasayukiTou twitterID:@MasayukiTou
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何か物事を考えるときには、できるだけ「3つの軸」で考えるようにしています。
よくある平面で考えるときの「2つの軸」だと、やや足りないというか、、、なので、何かを考えるときは、まずは、「3つの軸」を使って考えてみるところから始めます。
例えば、仕事で企業業績を分析してみようなんて思った場合では、
①数値面
②ビジネスモデル面
③時間経過の観点
の3つで分けて考えてみます。
「数値面」と「ビジネスモデル面」の2つの軸からだけで分析するのではなく、もう1つ「時間経過の観点」という軸を追加して分析すると、「モレ」を防ぎやすいというメリットがあります。
この「3つの軸」で考えるという方法は、まったく分からないものを分析する際に、より威力がでてくることが多いと感じます(経験者談)。
では、具体的にどうやって考えていけばいいのでしょうか?
例として、先ほどの企業業績分析を考えます。
まず、田の字を描き、「2つの軸」で考え、最後に「時間経過の観点」でどうなっているのか、と考えてみます。
①数値面で言えば、
横軸に経常利益率、縦軸にROICを採り、
プロットする点の大きさで売上高の規模を比較し、
これを過去3期どのようになってきたのか
を分析すれば、企業がどのような位置にあるのかが簡単に分かってきます。
このようにできるだけ「3つの軸」で分析するクセをつけておくと、思考の偏りも防げて便利だと思うことが多いです。
ただし、これから付き合おうという男性を「学歴」「身長」「年収」という「3つの軸」で分析、、、なんてことはオススメできませんが。。。