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ソーシャルアパートメントの日常

ソーシャルアパートメントの日常

山崎 剛

株式会社グローバルエージェンツ代表取締役。SNSの現実版「ソーシャルアパートメント」を展開しています。現在首都圏で10件400戸のソーシャルアパートメントを運営しています。今後は全国そして海外まで展開して世界中の入居者ネットワークの構築を目指しています。

当ブログ「ソーシャルアパートメントの日常」は、2015年4月6日から新しいURL「​http://blogs.itmedia.co.jp/TakeshiYamasaki/」 に移動しました。引き続きご愛読ください。


はじめまして。
この度、ご縁ありまして誠ブログに参加させて頂く事になりました。
株式会社グローバルエージェンツ代表の山崎です。

誠ブログでは、新ジャンルの賃貸マンション「ソーシャルアパートメント」の日常や、ソーシャルアパートメントを運営する会社の日常などについて、皆さんに発信していきたいと思います。

まずは、ソーシャルアパートメント?何それ?という方もいらっしゃると思いますので、
初回はソーシャルアパートメントとは何か?という内容について説明させて頂ければと思います。

私が代表を務める株式会社グローバルエージェンツでは、「ソーシャルアパートメント」という新しい住まいを国内で展開しています。

ソーシャル=交流、社会的な
アパートメント=日本でいう"マンション"

を掛け合わせた造語です。
インターネット上で進むソーシャル化をリアルの場で、さらには「住居」でそれを実現していこうという、云わば住人同士をつなぐ新ジャンルの賃貸マンションです。

ただ「つなぐ」と一言で言っても、住人同士をつなぐためにはプラットフォームが必要です。インターネット上では、mixiやfacebook等のプラットフォームでユーザーが交流し、コミュニティが形成されます。

それでは、ソーシャルアパートメントにおけるプラットフォームとは何か。

それはマンション内に「共用ラウンジ」という、自分のプライベート空間でもないけど、家の外(パブリック)でもない、いわば"セミパブリック"なスペースがある事です。そこに入居者が自然と集まってきて交流が生まれ、リアルなコミュニティが形成されます。

一方インターネットのSNSと大きく異なる点がいくつかあります。

その一つとして大きなものを挙げると、ネットのSNSは、既存の友人をネットを介していつでもつながる事ができ、趣味や会社などの共通点をきっかけに知らない人ともつながっていくのに対して、ソーシャルアパートメントは、基本的には一人暮らしの延長なので、自分以外はほぼ誰も知らないし、共通点もないという状態からスタートします。

出身も年齢も国籍も業界も違う人達がそこに住んで一つの住空間を共有することで、これまで出会えなかったような人達と日常的に交流でき、多方面での人脈を作る事ができ、視野や知見が広がる。

これが大きな特徴であり、最大の魅力です。

企画運営している立場でも日々奥の深さを感じますし、社会学的にも非常に興味深い点が多いと思います。

時代の変化の中で出てきたこの新しいライフスタイルを色々な側面からご紹介していく予定です。
また、私もソーシャルアパートメントに住んでいますので、入居者目線でも様々な日常を伝えていきたいと思います。