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修理もしやがれ

修理もしやがれ

山道 徳子

クラシックのオーケストラでステージ業に就いてます。時々、楽器も弾きます。更に時々、PC 関係の仕事もしています。

当ブログ「ヘ音記号と舞台の狭間より」は、2015年4月6日から新しいURL「​http://blogs.itmedia.co.jp/augusta_kb/」 に移動しました。引き続きご愛読ください。


 長らく更新せずにすみません。
 PC の修理が終わったら、次は私の手術でした...。


 さて、もう少し仕事内容のことを。


 オーケストラで使っている楽器の中で、大型楽器は団持ちのことが多いのではないでしょうか。
 勿論、時と場合に拠って違いますが、打楽器やコントラバスはその確率が高いですね。

 故障や破損とは行かないでも、不具合や軽度の破損は、その奏者とステージで対処することがあります。
 管楽器や打楽器のスタンドの螺子がいかれた...から、大太鼓を釣っていた革が切れた、まで。



 深刻なものは専門の楽器屋さんへ行きます。

 バス椅子のほつれを縫ったり、ハードケースの内張りをタッカーで打ったり、掲示板の接着力のケアもやります。
 ステージ衣装の突然のボタン飛びも縫います。
 曲によっては、バンダ(ステージ上ではない場所で演奏する奏者)や合唱団の出入りの管理もします。


 力持ちで、工具の扱いに長けて、裁縫ができて、楽譜(特に総譜)読めて、人とのコミュニケートが上手くて、細かいところに気がついて、安全第一の人に向いた仕事と言えます。