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今年明らかになった人事関連の研究成果
未来の人事を見てみよう
今年明らかになった人事関連の研究成果
人事・組織領域を専門とする経営コンサルティングファーム、クレイア・コンサルティングの広報・マーケティングチームです。
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クレイア・コンサルティングの調です。こんにちは。
Harvard Business ReviewのHBR Blog Networkにおいて、今年2013年に掲載された研究成果のうちグラフで表示可能なものが10個、まとめとして紹介されています。
10 Charts from 2013 That Changed the Way We Think
http://blogs.hbr.org/2013/12/10-charts-from-2013-that-changed-the-way-we-think/
その中で人事に関わりのありそうなものを抄訳とともに3つ紹介します。それぞれ、そりゃそうだよな、と思う内容ではありますが、研究に裏付けられた、という点が大切です。
1. 経営層の最大の弱みは人材育成にあり
The most common area of weakness for ineffective senior leaders is their ability to develop others, followed by their ability to collaborate
パフォーマンスが芳しくない経営層が共通してもつ弱みは人材育成であり、協力関係の醸成が続く。
3位はモチベーションの向上、以下、関係性の構築、自己成長の実現、イノベーション、と続きます。
自身のパフォーマンスを左右するのが他者に対する能力開発、という構図は面白いですね。独りよがりでは何もできない、と。
ちなみにこれらの習慣を完全に逆転させることも出来るようです。
2. 自分の強みや弱みは結局自分ではわかりにくい
Here are the areas CEOs are getting coached in...
The priorities of CEOs and boards often differ.
CEOがコーチングを依頼している範囲は次のとおり。(後略)
CEOや経営陣それぞれが考える優先順位はしばしば異なる。
青はCEOが出来ていると思っているところ、黄はCEOが自己成長せねばと思っているところ、橙は取締役がCEOに成長してほしいと思っているところです。
1.と同様、メンタリングや社内の人材開発(Mentoring skills/developing internal talent)について、CEOの自己認識よりも取締役の評価のほうがより厳しいことがわかります。
3. パーテーションが一番ダメだが、特にダメなのは他人の話し声が気になる点
Cubicles are the absolute worst, in part because they're so darned noisy
パーテーション(cubicles)が最も評判が悪く、その理由の一つとして他人の会話のうるささがある
上から、個人仕様の小部屋、共有の小部屋、高いパーテーションでの仕切り、低いパーテーションでの仕切り、仕切りなし、の順に棒グラフが並んでいます。
大きく見ると他人の会話(Sound privacy)、視野に入る邪魔物(Visual privacy)、雑音(Noise level)、温度(Temperature)がオフィスの不満足度合いを高めている様子。
細かく違いを見ていくことで、個々人の生産性を高めるオフィスレイアウトを作るヒントにもなるかと。
その他にも興味深い研究結果があと7つ紹介されていますので、是非原文もお楽しみください。
ご一読感謝!
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