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米国労働省が勤怠管理用のiPhoneアプリを開発
未来の人事を見てみよう
米国労働省が勤怠管理用のiPhoneアプリを開発
人事・組織領域を専門とする経営コンサルティングファーム、クレイア・コンサルティングの広報・マーケティングチームです。
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http://www.tlnt.com/2011/05/11/wage-hour-claims-made-simple-with-labor-department-phone-app/
日本の厚生労働省がiPhone/iPad用アプリを開発するなんて考えられないのですが(もしあったらごめんなさい)、アメリカ労働省(DOL)がiPhone/iPadで使えるアプリを開発したとのこと。
これにより無期限雇用の非雇用者(普通の会社員をイメージしてください)がiPhoneやiPadで労働時間を記録できるらしい。
iTunes: DOL-Timesheet By U.S. Department of Labor
http://itunes.apple.com/us/app/dol-timesheet/id433638193?mt=8
DOLによると、このアプリによって、
This is a timesheet to record the hours that you work and calculate the amount you may be owed by your employer. It also includes overtime pay calculations at a rate of one and one-half times (1.5) the regular rate of pay for all hours you work over 40 in a workweek.
このアプリはタイムシートになっており、実労働時間を記録することで、雇用者があなたに支払うべき金額が計算されます。また40時間/週を超えた分の実働部分について、規定されている1から1.5倍の割増の賃金についても計算を行います。
このようなことが出来るようだ。
残念ながらチップやコミッション、ボーナスや控除、休日分の割増やシフト勤務、振替などには対応していない。
また恐ろしいことに(経営者にはね)、このアプリはアメリカの公正労働基準法に基づく権利について知らせるとともに、どのように給与についての権利侵害に申し立てを行うかについても教えてくれるようだ。
If you don't have an effective time-tracking system in place, this is your wakeup call. Otherwise, Exhibit A, may be an employee's iPhone.
もし効果的な時間管理システムを持っていないのなら、さっそくこれを取り入れるべきだ。さもなければ、従業員がiPhoneを証拠物件として差し出すことになるだろう。
詳細はDOLのプレスリリースをどうぞ。最後に疑問が一つ。
What I want to know is whether non-exempt employees get paid for the time spent downloading the app?
果たしてこのアプリをダウンロードするのにかかる時間は、労働時間に含まれるのだろうか?
(13:30追記)
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http://ameblo.jp/creiajp/entry-10889322940.html