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年収数千万円の仕事を6ヶ月でゲット。全額返金保証。しかも25万円で!
未来の人事を見てみよう
年収数千万円の仕事を6ヶ月でゲット。全額返金保証。しかも25万円で!
人事・組織領域を専門とする経営コンサルティングファーム、クレイア・コンサルティングの広報・マーケティングチームです。
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ちょうど一週間前くらいにアメリカTheLadders社でリリースされた、有料だけど年収数十万ドル(数千万円)の仕事を6ヶ月間2,500ドル(25万円)で探してくれ、うまくいかなくても全額返金してくれる、というサービスの紹介です。
記事はFast Companyより。
Not A Scam: Get A Six-Figure Job In 6 Months, Guaranteed--Just $2,500!
詐欺ではありません: 数十万ドルの仕事を6ヶ月で。全額返金保証。たった2,500ドルで!
http://www.fastcompany.com/1763483/new-service-guarantees-a-job-or-your-money-back
もともとThe Ladders社は1,000万円以上の収入を求める人を対象にした転職サイトだったのですが(日本でいうとビズリーチさんに近いのかな)、その会社がこのたび新たなサービスを立ち上げました。
6ヶ月内に数千万円の仕事を確約、うまくいかなければ全額保証するという新サービス、タイトルは"Signature"(シグニチャー)。
サービス内容はというと、
For a whopping $2,500, TheLadders staff personally coaches job-seekers through search, resume creation, interviewing, and negotiation. TheLadders claims they can justify the risk of a guarantee because of a 90%+ success rate during the pilot program.
25万円もの大金を元に、TheLadders社のスタッフは個人ごとに求職者に対してコーチングを提供する。その内容は求人の検索からレジュメ(履歴書)の作成、面接の対応方法から条件交渉まで。TheLadders社はこれまで試験的に実施したプログラムで90%以上の成功率があったことからこのリスクを正当化している。
また、CEOのCenedella氏によると、インターネットのおかげで数百人の求職者に接してきた経験から、何が効いて何が効かないかが研究できたとのことです。
Cenedella says 80-90% of job-seekers are simply making incremental changes. People who come looking for overly ambitious careers get the (polite) boot and "If your job goals are unrealistic, we don't take your money."
Cenedella氏によると、求職者の80~90%はシンプルに徐々にいい方向へと進化を遂げていくのだそう。極端に野心的なキャリアを求めている人については"礼儀正しく"お引取りいただくとともに、「仕事のゴールが現実的でない場合は、お代をいただきません。」
ここで出てくる疑問は、そこまで自信があるのなら、返金保証などせずに普通に前金を取って仕事をすればいいのに、ということなのですが、
they "tested it," and it failed because if job-seekers "don't have skin in the game, people don't perform as well."
彼らは「実際に〔前金を取って職を探すパターンを〕試してみたところ」、それがうまくいかなったのだそう。その理由は求職者が「リスクをとって投資をしないため、よいパフォーマンスが生み出せなかったことにある」。
心理学的にもコミットメントを持って事に当たったほうが成功確率は高まります。
もともとTheLadders社のサービスはレジュメの添削サービスが売りだったようです。Cenedella氏によると、求職者が陥りやすい大きなミスの一つは、
focusing on what they have done rather than on what they could accomplish
これから達成できるであろうことではなく、これまでやってきたことにフォーカスを置きすぎること
にあるそうです。良いレジュメのサンプルが添付されていましたのでご興味のある方はご覧下さい。
また、Signatureサービスでは、週次もしくは月2回の電話コーチングで金額交渉からエレベーターピッチ(要を得た簡潔な会社説明)までを手ほどきするそう。そこでのロールプレイング演習は好評のようです。
また、求職者の誰もが金額交渉を嫌がる傾向にあるのはご存知のとおりなのですが、このコーチングを使うと、
Giving confidence to seekers to even begin negotiations, let alone do them well
ただうまくやるだけでなく、求職者自身が金額交渉をし始めるほどの自信をつける
レベルまで持っていけるそうです。それがSignatureの高い値段を裏付けているのだと。
すでに実施したベータテストでは90%以上の成功率を誇ったようですが、やはりこのサービスを受けるには、選考にかなりのハードルが用意されています。これはCenedella氏も認めるところ。
やはり受講している人は、そもそも能力が高かったりモチベーションのレベルが高い人が多く、そうでない人については、そもそもサポートは出来ない、と言っています。
SignatureサービスはTheLadders社を使うエリート層がやはりターゲットになり、その層をさらに厚くしていくのが狙いのようです。
In other words, the ones coughing up $2,500 aren't the only ones gambling. "It makes it a two-way partnership," TheLadders CEO says. "We really both have skin in the game."
言い換えると、2,500ドルをしぶしぶ出す人は、一人でギャンブルに向かっているわけではなく、CEOによると「これは両方向のパートナーシップであって、真剣に両社ともがリスクをとって投資をしているのだ」とのことでした。
腕に自信のある方は、試してみられてはいかがでしょうか?
ご一読感謝!