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長時間通勤は出来れば避けたほうがよさそうです
»2011年9月 9日
未来の人事を見てみよう
長時間通勤は出来れば避けたほうがよさそうです
人事・組織領域を専門とする経営コンサルティングファーム、クレイア・コンサルティングの広報・マーケティングチームです。
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クレイア・コンサルティングの調です。こんにちは。
本日はBUSINESS INSIDER War Roomから長時間通勤に関する記事2つをご紹介。
意外とアメリカでも長時間通勤をする人は多い印象です。
3.2 Million Americans Commute For More Than 3 Hours Every Day
320万人のアメリカ人が毎日3時間以上通勤している
More than 3.2 million U.S. workers commute for more than 90 minutes in the morning, reports the Wall Street Journal. This totals to more than three hours a day for 2.4% of the nation's workforce, according to the latest data from the Bureau of Transportation Statistics.
320万人以上のアメリカ人労働者が朝90分以上をかけて通勤していると、Wall Street Journalが伝えている。アメリカ交通統計局の最新のデータを基に試算すると、合計でアメリカの労働者全体の2.4%が1日3時間以上を通勤に費やしていることになる。
この傾向はここ5年変わっておらず、特にニューヨークと南カリフォルニアで顕著とのこと。
The economy is partly to blame: workers go where the jobs are, no matter how inconvenient.
経済情勢にも責任の一端はあるだろう。従業員は利便性で選んでいるのではなく、職があるところに通っているのだから。
私も日々片道90分かけて通っていますが、では長時間通勤をすると何が良くないのか?
2本目の記事です。
If Your Commute Lasts More Than 45 Minutes, You Will Probably Get Divorced
もし45分以上かけて通勤しているのなら、おそらく離婚してしまうだろう
随分と衝撃的なタイトルですが。。。
スウェーデンのUmea大学の研究者が200万世帯を対象に調査したところ、
when one partner commutes for longer than 45 minutes each day, the couple is 40% more likely to divorce
どちらかが毎日45分以上通勤していた場合、そのカップルが離婚する確率は40%にのぼる。
スウェーデンの話なので、単純に日本やアメリカと同一視してよいのかわからないところもありますが。
興味深いことに、
They also concluded that the risk is highest in the first few years of long commuting but decreases after five years, because most families will have adapted by then.
この長時間通勤によるリスクは最初の数年で高いのだが、5年後は減少していくのだが、これはその頃には多くの家庭が慣れて適応してしまっているからだろう、と結論づけている。
一方、離婚だけでなく、Slateがまとめたところによると、長時間通勤は以下のような事実も明らかにしているとのこと。
- 40% of those who commute more than 90 minutes (each way) every day experience worry, compared to 28% of those with extremely short commutes
特に短い距離を通勤している人における該当者が28%であることと比較して、片道90分以上を通勤する人ではそのうち40%が、いろいろな問題に頭を悩ませている。
- one in every three commuters that spend 90 minutes or more traveling home every day experience recurrent physical pain.
毎日90分以上かけて家に帰ってくる人の3人に1人は物理的な再発性のある痛みを抱えている。
- Long commutes increase the chance that we make fast food purchases...vehicle mileage has a stronger correlation with obesity than any other lifestyle factor.
長時間の通勤はファストフードを買ってしまう確率を高めてしまう...車の走行距離は、肥満に関して他の生活上のファクターと比べても最も強い相関関係を示している
- The same study from Brown equated each minute of commuting time to a 0.22 minute reduction in sleep time. That's nearly 20 minutes for someone with a 90 minute daily commute.
このブラウン大学の同じ調査では、1分の通勤が0.22分の睡眠の減少を伴っていることが発見された。つまり日々の90分の通勤が約20分の睡眠時間の減少を生み出していることになる。
逆に早起きして始発近くに乗ることで、朝の通勤時間を有効に活用している方々も多くいらっしゃいますので、一概に悪い点ばかりではないと思いますが。とはいえ健康への影響は心配ですね。
お読みいただきありがとうございました!
長時間通勤の方で、週末休める方はゆっくりお休み下さい。
TGIF!
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