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美しい人に関して経済学的に立証されている事実

»2011年10月14日
未来の人事を見てみよう

美しい人に関して経済学的に立証されている事実

クレイア・コンサルティング

人事・組織領域を専門とする経営コンサルティングファーム、クレイア・コンサルティングの広報・マーケティングチームです。

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クレイア・コンサルティングの調です。こんにちは。
本日は花金(死語)ということもあり、タイトルのような軽い話題を。

経済学者のDaniel Hamermesh氏が書いた"Beauty Pays(美しいことは価値がある)"という本によると、美しいということで起こる差別が法的に厳しく制限されるべきであるほど、美しい人はやはり恵まれている、という結果が出ているそうです。


13 Economic Facts About Beautiful People
美しい人に関する13の経済学上の事実


この本からの要約や抜粋がありましたので、いくつか訳出してみます。

Psychologists say symmetry is the primary factor for determining beauty

心理学者によると、対称性(シンメトリー)は美を判定する主要なファクターである。

俗に言う、均整のとれた、というものですね。これは文化や人種、年齢に依らないそうです。魅力的な人は、みんな魅力的だと。
うーん、そうなのかな!?個人的には疑問も(笑)

You can quantify beauty

美は測れる

"はかれる"の漢字がこれでいいのか微妙ですが。。。5から1までの5段階だそうで、5はstrikingly handsome(どストライクでキレイ)、4はgood looking(見た目が良い)、3はaverage looks for age and sex(その性別においては年相応)、2はquite plain(いたって普通)、1はhomely(平凡/野暮ったい)、とのこと。表現うまいな。。。

The best looking women make 8% more than the average-lookers and the hottest men earn 4% more

見た目の良い女性は普通の女性より8%多く稼いでおり、男性の場合は4%とのこと

やっと統計的に(汗)。そして平均的な人と野暮ったい人との差のほうが大きく、ボトム15%と平均の人を比べた場合に、女性は4%、男性は13%収入が下がる、とのことです。

Truly unattractive women are 5% more likely than the truly lovely to opt not to work

全くもって魅力的でない女性は魅力的な女性と比べて5%ほど就業していない

稼ぐ力の有無が働く理由や動機付けになるとした場合に、稼ぐポテンシャルがあると思っている人のほうが、より職に就いたり、復職したりする傾向にあるそうです。
そして、自己認識として、自分はどちらかというと稼げない、と考えている人のほうが、働いていない確率が高いのだそうです(あくまで自己認識ですけども)。

When the pretty work, do they always earn more, do better?

もしかわいらしさがよりよい方向に働くとすれば、実際に多く稼ぐだけでなく、成果も出しているのか?

大体において、Yes、とのこと。そして当然ながら芸能人やモデルについてはそのまま当てはまります。また、例が微妙ながら路上の売春についても容姿の良いほうがそうでない人より12%多く稼いでいるそうです。
また、MBA卒の人を対象とした調査において、容姿の良いほうが男性は最初の10年間での手取りがよくなり、女性は最初の差は少ないもののその後の上昇率が良くなる傾向にある、とのことです。

Pretty people borrow money more easily and are more likely to later default on the loan

顔立ちの良い人ほど容易にお金を借りることができ、デフォルト(債務不履行)に陥るとしてもより遅くなりがち

これおもしろいですね。しかも、容姿が良いほうが金利低いらしいです(大笑)。

Does it surprise you to know Santa Cruz is one of a few cities to explicitly protect the ugly?

サンタクルーズが明確に容姿が悪いことによる差別からの保護を行っている数少ない市の一つだということをご存知だろうか?

特にこういった容姿に関する差別からの保護を行っている市が他にアメリカに3つあるそうで、そのうちの一つ(イリノイ州のアーバナ市)は私が昔住んでたとこでした。きっとなにかとややこしい前例があったんでしょうね。。
ミシガン州とサンフランシスコは身長や体重に関する差別を保護する法律があるそうです。

Finally the gorgeous report greater satisfaction with their lives -- 55% report life is good

最後に、美男美女は人生に対しても大きな満足を得ることが報告されている ― 55%が人生は素晴らしいと言っている

下位3分の1の人の満足度は45%だそう。。

以前「見た目は出世を左右する!というアメリカの調査結果」というエントリを書きましたが、手っ取り早く人を見た目で評価する傾向は強いようです。
一方で、そこを越えて人の真の力を見抜くのが人事、特に採用担当者の腕の見せどころではありますけども。

アメリカでは太っていたりタバコを吸う人が出世出来ない、という都市伝説(?)もありますし、自分自身で直せるところはきちんと手入れをしていきたいところですね。
(最近走ってないな。。。)

ご一読感謝。良い週末を! TGIF!



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