誠ブログは2015年4月6日に「オルタナティブ・ブログ」になりました。
各ブロガーの新規エントリーは「オルタナティブ・ブログ」でご覧ください。

ペレットグリルストーブで楽しく環境保全しよう

ペレットグリルストーブで楽しく環境保全しよう

東 大史

2008年より“地域再生の仕掛けニスト”として活動しております。 主な活動内容はコチラにまとめております。 http://matome.naver.jp/odai/2138270881064964401

当ブログ「「さあ、エコジョイしよう!」」は、2015年4月6日から新しいURL「​http://blogs.itmedia.co.jp/ecobrand/」 に移動しました。引き続きご愛読ください。


ゴールデンウィークに入り、アウトドアでBBQを楽しむシーンも増えてきていますね。私もアウトドアが大好きなので、BBQはよくやります。そして今年は、ペレットグリルストーブ「絆」を大規模に展開していこうと考えています。



絆という名のとおり、人と人を繋ぐコミュニケーションツールとして、都市と農山村を繋ぐメディアとして、このストーブを使ったGreenBBQを仕掛けていきます!とりあえず、飛行機が見える城南島海浜公園で定期的にGreenBBQを開催していく予定です。


いま使われている木炭のほとんどが、東南アジアのマングローブを伐採してつくられています。その結果、東南アジアでは急速に生物多様性が失われています。一方で日本国内の森林では、高度成長期に植林した人工林が成熟期を迎える一方で、それを手入れする林業の現場が高齢化し、産業として立ちいかなくなっています。


人工林ではまず、密の状態で植林を行ない、成長にしたがって間伐という間引き作業を行ないながら建材になるような木材を育てていきます。でも、人手不足のために密の状態のまま伸びてしまった人工林がほとんどであり、その結果成育が不十分なヒョロヒョロとした木がたくさん生えているのが現在の日本の山林の現状です。


それらの木を間伐することによって、有望な木が成育していくスペースを確保するとともに、下草や低木が生えるための光を導入することで多層の森をつくります。そうすることで、近年問題となっている地滑りや野生動物の農作物被害などを防止できる、豊かな森を復活させます。


私たちにできることは、まず間伐によって生産された木質ペレットを使うこと。これが普及すれば、林業に再び経済が回るようになるのです。海外の自然破壊を防止するとともに、国内の林業振興に繋がる木質ペレットグリルストーブを使ったGreenBBQを、今年はあちこちで仕掛けていきます!


というか、焼き肉はもちろん、ダッチオーブンで鍋や丸焼きを楽しめたり、ピザだって焼けてしまうオーブン機能のあるペレットグリルストーブの楽しさにハマったら、普通のBBQは物足りなくなってしまいますよ。。



またイベントなどはお知らせいたしますね。