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ドコモのカケホーダイはマイルドヤンキー向けなら正しいマーケティングかも

ドコモのカケホーダイはマイルドヤンキー向けなら正しいマーケティングかも

村上 福之

株式会社クレイジーワークスの代表。家電メーカー系エンジニアでプリンタやSDカード関連の開発に従事。ケータイのアプリやサイト、電子書籍のシステムなどに詳しい。最近、断食にはまる。

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ドコモの新料金プラン、カケホーダイは、新規契約は必須で2,700円/月でふざけすぎだろと思いました。ネットでも同じような評判だったと思います。パケットを10Gを9,500円で分け合うなんて足りなすぎるし、意味が分かりませんでした。

ドコモ「カケホーダイ」の狙い──値上げになるケースも? (1/2)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1404/10/news138.html

新プランでは、Xiユーザーが音声通話を利用する場合は「カケホーダイ」の契約が必須で、従量課金制は選べなくなる。

一晩考えてみると、ドコモのカケホーダイはマイルドヤンキー向けなら正しいマーケティングだと思うようになりました。子沢山で、算数が苦手で、地元大好きで、ハイエースに乗ってそうな家族には向いていると思う。彼ら、音声通話大好きですし、安くなるよ!って窓口で言われると、ろくに数字を見ないでハンコ押しますし。。。あと、地方のジジババも、安くなりますよ!って窓口のおねいさんがいうと信じてハンコ押しちゃうます。ウチのオカンも変なプロバイダーの営業にだまされてクソ高い光回線買わされてた。全然安くないのに、「月々の料金が安くなりますよ!」と言われて、ハンコ押さされたので、びっくりした。たぶん、マイルドヤンキーには正しい戦略ですし、ドコモにもiPhoneありますし、家族全員ドコモにして損はないですよね。そういえば、ソシャゲでも、結局、都会で娯楽があふれている人よりも、地方の娯楽が余りない人に受けていたような気がします。

「東京に住む孤独な人はMVNOしろよ、バーカ」というプランにしか見えませんが、もしかすると、正しいかもしれないです。

ガラパゴスニッポンでは正しいマーケティングなのかもしれない。ツィートする。